朱鞠内湖のイトウ釣り。ポイントとタックル、おすすめルアー | TOKYO NATURE(S)

朱鞠内湖のイトウ釣り。ポイントとタックル、おすすめルアー

朱鞠内湖のイトウイトウ
朱鞠内湖へイトウ釣りに行ってみたいけど、ちょっと敷居が高そう・・・

・・な気がしますよね。
でも行ってみると釣り人のための環境も整備されてて、すごく釣りしやすい湖でした(^^♪

長年にわたるイトウ保護活動の成果と、素晴らしい自然。

イトウに憧れる釣り人なら、ぜひ行っていただきたい湖です!

なので、これから朱鞠内湖に行ってみたい!というアングラーのために朱鞠内湖攻略のヒントを書いておきますのでぜひご参考にしてください(^^

朱鞠内湖イトウ釣りポイントと釣り方

朱鞠内湖地図

湖畔の看板

朱鞠内湖の美しい黄昏

美しい黄昏。月が浮かびつつ夕日を浴びる

行った場所の画像と経験した釣り方です。
ポイントは無数にあるので、渡船スタッフにおすすめを聴くのがいいと思いますが、行ったとこだけ紹介しておきますのでご参考に(^^)

>渡船の申込方法

浮島

朱鞠内湖の浮島

向こう側がイタリア半島。

この島との間は湖ながらも水路になっているのか、常に流れがあってベイトが豊富。
実際イトウも泳いでました(^^)

フローティングミノーで広く探りたいですね。

浮島反対側

浮島の反対側。友人がイトウをキャッチ

島の反対側。
見た目ほとんどわからないような岬でも、イトウはそれを感じて動いています。

ミノーをゆっくり見せるのがいいと思います。

ナマコ1

沈み切り株

水没している切り株を目安に撃っていきます。
早朝は見えイトウが次々に回遊してきました。

僕が初めてイトウ釣ったのもここ。
水深の変化を観察してミノーを通しましょう。

ナマコ1のインレットの一つ

ぬかるみのインレットを超えていくと最奥部に突き当たります。
仲間がイトウをキャッチしたポイントです。

沈み切り株

こういう、どう攻めていいか困るポイントをイトウは回遊します。
ウェーダーと勇気と技術で立ち向かいましょう。

今回はスプーンで攻めましたが、ミノーもありですね。イメージが膨らみます(^^)

しかしヒグマ多発エリアから陸続きということも踏まえて慎重な行動を。

有働(うどう)

朱鞠内 うどう

イトウが上がってきやすいシャロ―を探す

シャロ―も急深もあって見どころのあるポイント。
風が吹けば辺り一帯がいいポイントになると思います。

この左側は急深なので、岸沿いをイトウが泳いでそうでした。

岸と並行にキャストして誘いたいですね(^^)

北大ウラ

朱鞠内湖の北大ウラ

遠浅で赤土。風が吹けば絶好のポイント

向かい風でシャロ―が濁るとチャンス。

朱鞠内湖はどこでもそうなんですが、ここは特に濁る気がします。

北大島(ほくだいじま)

北大島

こちらはイタリア半島からみた北大島。美しい原生林に囲まれています。ヒグマもイタリア半島から泳いできます(;゚Д゚)

北大島

広い島なので、大勢で行っても余裕があって楽しい場所です。

>北大島でモンスタークラスを釣った記事

ラスボスなのか?!これが朱鞠内湖のモンスターイトウ
イトウ釣りの聖地のひとつ、朱鞠内湖。そこでモンスタークラスを仕留めることはイトウ釣り師なら誰もが夢見ること。10月下旬の朱鞠内湖でモンスターイトウをキャッチした釣行記から、イトウの写真を中心に再編集したページです。ご覧ください。

>北大島の釣行記

イタリア半島

イタリア半島。朱鞠内湖

>イタリア半島の記事

細長い半島。実は道路から行けるらしいがヒグマの行動範囲が怖くてね~

風向きによって半島の表も裏も攻められます。

葵島

朱鞠内湖 葵島

ぐるっと一周できる小さな島。西側は葦の群生するシャロー。東側は冠水したヤナギのポイント。

朱鞠内湖葵島

東のワンド。ベイトが入っていればチャンス。

>葵島の記事

スガハラ

朱鞠内湖

ぐるっと1周できる半島。北側はディープですが水の流れがないので南側を中心に攻めたほうがいいでしょう。

南はシャロー、西は多少のガレ場が絡んできてブレイクラインが近くなります。

デカいのが食って来たんですがフッキングしませんでした。

ミナガワ

赤土から入って東に進んでいくとガレ場になり、

朱鞠内湖のポイント

この向こうは急深の壁になります。もっと突き進めばいいポイントがありそうだけど崖だし、巻いていくにも薮が深くてヒグマが怖い。

南端から西にかけてはシャローで、近めのブレイクラインにイトウが回遊しそうでした。

ナマコ3

朱鞠内湖のポイント

写真はナマコ3の対岸。この辺りは水位が低ければ広範囲にランガンできます。

ナマコ3の対岸の本湖側は岩盤帯で急深。ワカサギもいいけどウグイも寄ります。

ナマコ近辺は見えイトウが多いですが何を投げても・・・というポイントです。

藤原北

桟橋から近くて大きな藤原島。藤原南と藤原北で風向きによってポイントを使い分けます。

大人数でも楽しく遊べる大きな島なので、仲間たちとワイワイ行きたい所です。

朱鞠内湖ポイント

・・・というふうに、朱鞠内湖はとにかくポイントがたくさんあります。

風が当たりそうなところへ回って魚を探しましょう(^^)

朱鞠内湖イトウ釣りタックルとおすすめルアー

大物想定か、お手軽想定かで変わってきます。

タックルはメータークラスのイトウを意識

朱鞠内湖タックル

ワールドシャウラ2752、ステラ3000、ナイロン12

これだと弱いんです(~_~)

シャウラの2番だと産卵後の痩せた80センチクラスを相手にするには十分でしたが、なんといっても朱鞠内湖にはメータークラスがいます。

いつ掛かってもおかしくありませんので、想定だけはしておきましょう。

ロッドの長さは好みでいいと思いますが、強いものが必要です。
強さ、粘りのあるものがいいでしょう。

おすすめロッド①グラスの710

これ最高です。
テーパーアンドシェイプのGlass Way NAMOTO-X

テーパーアンドシェイプ Glass Way NAMOTO-X

グラス特有の粘りがイトウのヘッドシェイクをいなします。
パワーもあり、しかも曲がって面白いという粋なロッドです。

テーパーアンドシェイプGlass Way NAMOTO-X

Amazon.co.jp

おすすめロッド②ボートシーバス用強い竿

テーパーアンドシェイプのベイハート67HB

これは東京湾ボートシーバスのロッドですが近距離戦の朱鞠内湖のイトウにぴったりで、パワーがあるのにいいところで曲がるのでバラシが非常に少ないロッドです。
というかこの竿でイトウをバラしたことがありません。

朱鞠内湖のイトウ

ベイハート67HBテーパーアンドシェイプ

Amazon.co.jp

朱鞠内湖おすすめタックル

こちらは1ランク弱いベイハート67MHB

接近戦が多い朱鞠内湖ではこの長さで充分かなとも思います。長さより強さと粘りですかね。

朱鞠内湖のイトウはナイロン直結で大丈夫説?

僕は普段はPE派なんですが、朱鞠内湖に関してはナイロン直結もありです。

シングルバーブレスがレギュレーションですから、ファイト中は常にラインテンションをかけ続けることを考えると、PEよりナイロンという選択肢も。

しかも大遠投する必要がないし、川のように流れの中でルアーを沈ませることもないのでPEの必要があまりありません。

太さは16ポンドあればだいたい、いやー安全にいくならナイロン直結20ポンドでしょう!

PEの場合は上記したグラスロッドが非常におすすめです。

イトウおすすめルアーはジョイント!他には・・・

波がたったところに漂わせるのであればジョイントがベストです。

▸ラパラ ジョインテッドフローティング7

サイズはワカサギに合わせるかウグイに合わせるか、無視するかですが、大きさよりもアクションかなと思います。

どんなイメージで釣りたいかによって使い分ける、でいいと思います。
波があればいいんですが、実は波がない時も多々ありまして、そんな時は水面下。

▸ラパラ CDJ7

あとはフローティングミノーでちょっとだけ潜るもの。遠投が効くチェリーブラッドSRですね。遠投といっても岸沿いの遠投。

▸スミス チェリーブラッド SR90

大きいミノーに反応しない場合は小さいミノーで。

▸HMKL K-1ミノー65sp

それからスプーンは10グラム程度。

▸アングラーズシステム BUX 9.3g

あとは自分の自信のあるルアーを持って行って存分に腕試ししてください。

ワンテンとかビーフリとかヴィクセンとかもいいし、あなたの推しルアーにイトウはきっと答えてくれます(^^)

その他いるもの

薮漕ぎすることもあるので、ゲーターがあるとウェーダーが破れなくて安心です。

ネットはもちろん特大で(^^♪

朱鞠内湖で実際釣りをしたまとめ

釣れるイトウのアベレージは60ほどですが、確実にデカいのがいますし、現に掛けても取れないのは超ド級のやつです。

夢を見るために朱鞠内湖のイトウに挑戦するのであれば、タックルもそれなりの強度が必要です。

渡船ポイントは、スタッフにおすすめを聴くと間違いありません。釣れるかどうかは腕と運ですが。

ポイントに着いたら、風が吹いていたら風表の方や波がある方がベターです。

僕も、何回も通って自分のパターンを見つけたいと思います(^^)/

クマよけスプレー必携で!

ヒグマ事故を少しでも防ぐために

ヒグマの生息地に入っていくことを念頭に置いて安全な行動をしましょう!

以下、朱鞠内湖のルールを記載しておきます。

単独行動禁止
前浜、キャンプ場以外は単独行動禁止
下記装備品の携行必須
スマートフォン
熊鈴、熊撃退スプレー、防犯ベルやホイッスル
ライフジャケット
発煙筒
手荷物管理の徹底
持ち物は手の届く範囲に
電波の届くエリアで釣る
食料の管理
前浜、キャンプ場以外は調理禁止(カップ麺も)
食べ物はにおいの出ない工夫をする
食料や食べ残しはバッグにしまう
安全に釣りを楽しむためには、釣り人同士のコミュニケーションが最も重要です。お互いに注意を払い、相互に確認できる距離、背後の確認、ランディングや撮影の協力、釣りに集中しすぎて熊に背後を取られないよう十分注意しましょう!(朱鞠内湖のパンフより抜粋)

>2020春、朱鞠内湖大物イトウ

>秋、さらに大物イトウが!

コメント

タイトルとURLをコピーしました