芦ノ湖のモンスターブラウン。タックルとおすすめルアーの使い方、ポイント永久保存版 | TOKYO NATURE(S)

芦ノ湖のモンスターブラウン。タックルとおすすめルアーの使い方、ポイント永久保存版

芦ノ湖ブラウントラウト芦ノ湖
芦ノ湖は都心から近く、しかもモンスター級のブラウントラウトが生息するという、類まれな湖です。

その芦ノ湖でモンスターブラウンを手にするためにどんなタックルがベストなのか、実際に使用しているものをベースに紹介します。

芦ノ湖モンスターブラウンを釣るおすすめタックル

モンスターブラウンを釣るには、陸っぱりのウェーディングが一番おもしろいと思いますのでウェーディング目線でタックルを紹介します!

ロッドはSMITH TROUTIN’ SPIN 82

短め?と感じる方もいらっしゃるでしょうが、中禅寺湖のようにブレイクラインの岩をかわすような場所もそんなになく、ストロークの長いスプーンのアクションもしていないのでこのぐらいがちょうど良いかと(^^)

スプーンでボトムを狙う方はもうちょい長めがいいでしょう。

そしてこのトラウティンスピンは、ボロンが入っていて粘り強いのです!

アクションはミディアムテーパーで良く曲がり、デカい魚を無駄に暴れさせることなく寄せられる素晴らしいロッドだと思います。

トラウティンスピンは僕の愛用ナンバーワンです。

Bitly

リールはStella C3000MHG

リールは4000番は必要ないと思います。

より軽くしないと疲れるのと、上記ロッドとのタックルバランスで3000番がいいかなと。

ドラグ力も強いので十分モンスターブラウンと渡り合えます。

Bitly

ラインはPE1号

直線強度でいうと30ポンド近くありますので、合わせ切れとか岩に擦れなければ問題ありません。

より細い方がルアーも飛ぶし、アクションもいいので僕は1号でオッケーだと思います!

リーダーはフロロ16LB

ブラウンが80cm級だったとしても、そんなに瞬発力のあるファイトでもなく、ロッドの粘りとドラグとリーダーでブラウンのトルクを吸収できればいいでしょう。

よって僕はフロロ16ポンドをおすすめします。

ナイロンでもいいけど、フロロの感度が好きだからです(^^)

芦ノ湖のモンスターブラウンおすすめルアー2選と使い方

あえて2つに絞るならこれを信じます!

HMKL K-1ミノー 85SP の使い方

ハンクルK-1ミノー 芦ノ湖にはこれ

これはエサだという人もいます(笑)

でもアクションを間違わなければ、ある意味エサより釣れると思います!

シルエットはワカサギ(大)ってところです。

K-1ミノーの使い方1:ただ巻き

ひたすらゆっくり巻きます。

アクションしてないんじゃないか?って思うほどに遅くしたときが一番いいアクションしています。

トラウトにじっくり見せつけて食わせましょう。

K-1ミノーの使い方2:ストップ&ゴー

ストップはサスペンドミノーの真骨頂です!

フローティングミノーではできないアクションが水中での完全サスペンドです。

いわゆる「食わせの間」をつくることでトラウトのバイトを誘います

「間」(≒長さ)についてはじっくりいろいろ試してみてください。

ルアーを止める時はラインを2cmぐらい送るつもりでティップを操作するとピタリと止まります。

K-1ミノーの使い方3:トゥイッチ

スーっと引いてきてチョンっ!です(笑)小さく頭を振るのがトゥイッチ。

これも「食わせの間」ということになりますが、エキスパートと言われる釣り人は皆オリジナルの「間」を持っています。

小さくトゥイッチして「キラッ」とさせればOK! 十分アピールします。
・・・という上記3つの基本アクションだけでもいいですし、3つを組み合わせて、オリジナルのアクションパターンを生み出すのも楽しいものです。
とにかく水中をイメージすることです。
自分がルアーになって、「自分は弱ったワカサギ」という役を演じるとどうなるか?
あるいは、「うっかり群れからはぐれたワカサギ」を演じる時、群れに戻るためにどんな動き方をするか。
または「メスの気を引くためにワカサギがとる3つの行動」をワカサギになり切って演じてみるとか最高ですね。
イマジネーション大事です(^^)

次に、サスペンドミノーはボトムではなく水中でストップするわけですから、重さも大事ですし、環境にも左右されます。

低水温か、高水温か、浮力が微妙に違います。ただ、微妙過ぎてよくわかりません。
様子を見てチューニングするしかないでしょう。

どんな水温でもサスペンド能力を発揮させたいので、季節ごと、水温に合わせてチューニングしましょう。

使ってる途中でも水温でルアー本体の温度が変わって浮き方が変わることがあります。

フックサイズや太さ、スプリットリングのサイズ、リーダーをナイロンかフロロか、を調整しましょう。

特にフックを変えた時は絶対に微調整が必要です。細軸に変えたいならリングを一つ大きくするとか、チューニングシンカーを貼るとかです。

好みの浮力に調整できた時、あなたは未知の釣果を体感するでしょう!!

Bitly

BUX 9.3gの使い方

BUXトラウト超釣れます

よく飛び、よく泳ぐ優等生。この怪しい形がトラウトの感性を刺激します。

普通のティアドロップ型のスプーンにはもう戻れません(笑)

表層からボトムまでこれ1個でかなり遊べ鱒。

BUXの使い方1:ボトムバンプ
ただ連続して跳ねさせるだけじゃなく、ステイも有効です!
跳ねさせる高さも、湖底でポーンと10cm跳ねているのかピクっと1cm持ち上げているのか意識して操作しましょう。
BUXの使い方2:ズル引き
そのズル引きは何を模していますか?
あまりズルズルっと高速で湖底を移動する生き物っていませんので、ゆっくりが基本です。
BUXの使い方3:デジ巻き
湖底でのストップ&ゴーです。
ヌマチチブの移動をイメージして、5cm巻いてストップや10cm巻いてストップしてみましょう。
BUXの使い方4:リフト&フォール
キャスティングなのでリトリーブしながらの動作になります。
スライドスプーンの使い方と同じで、持ち上げたらテンションを抜かず巻きながらフォール、の繰り返しです。
ここでも、どのくらいの高さ持ち上げているのかを意識しましょう!

テンションかけずにフォールさせるとフックとラインが絡みますので気を付けて。

BUXの使い方5:ステディリトリーブ
やっぱりただ巻きで釣れるようにできているんです(笑)
巻き始めはロッドを立てて、ルアーが近づいてくると寝かせていって、スプーンが泳いでいるレンジをキープしましょう。

スプーンはルアーの元祖みたいなものですから、使い方は無限だなーと、BUXを使っていていつも思います。

Bitly

芦ノ湖のモンスターブラウン有望ポイント3選!

ウェーディングで攻められる有望ポイントをあえて3つ選ぶならここだ!

養魚場

芦ノ湖の養魚場

僕が72cmを釣ったのは養魚場の桟橋前。

ここはいつも魚の気配があって、トラウトもバスも多いポイントです。

それだけに釣り人も多く、プレッシャー高すぎて釣りにくいところはありますがそれでも釣れちゃいます。

元箱根の駐車場から徒歩約20分。

元箱根湾から入る芦ノ湖ウェーディングポイント詳細マップ
芦ノ湖でウェーディングしたい時、風向きによって箱根湾から入るか元箱根湾から入るかお好きな方をチョイスできます。湖尻もあります。 今回は元箱根湾から入るコースをご案内。 水位が低ければレストラン下以外は湖岸伝いに行けますが、深い所...

三ツ石

三ツ石から犬墓

水通しがよく、大物回遊ポイントとして有名な三ツ石。

僕はここでものすごいアタリに襲われたことがあります!アタリだけですw

ミノーをリトリーブしていると「ゴン!」と引っ張られ、タックルを落としそうになりました。

魚種不明ですが、モンスター級に間違いありません。

駐車スペースあり。歩きでも箱根湾くろさわボート前から約20分。

箱根湾から入る芦ノ湖のウェーディングポイント詳細マップ
芦ノ湖は縦に長い湖です。 釣りしながら歩いて1周できませんので、陸っぱりで狙う場合はエリアを絞って車で行って、安全な場所に駐車してから徒歩でアプローチすることになります。 ポイントは放流場所ではなく主にネイティブトラウトを狙うポ...

亀ヶ崎

亀ヶ崎

なぜかブラウンが多いポイントなんです。

以前ボート上からとんでもないモンスターブラウンを目撃しました。

岬の先端に向かってブレイクラインを回遊し、ディープに消えていきました。

見送ったあと、ヘナヘナと力が抜けるような神々しい魚体。

だいぶ前の話なのですが、今も忘れられません。

湖尻のキャンプ場から徒歩約40分。気合が必要です。

今年もモンスターブラウンに出会えるか

モンスターブラウンを釣るには他の釣り方もあります。

でも僕はウェーディングが好きなのです。(船舶1級免許も持ってますが)

まあ釣れないってほどでもないし、水に浸かって四季を感じたり、ポイントまで歩いて鳥の声を聴いたり、とにかく癒されまくっています(^^)

このページで紹介したのはモンスターブラウンを釣るためのほんの僅かなきっかけです。

でも僕が通年芦ノ湖で釣りしてて、「これは間違いない」というスタイルを書きました。

これからも新しい釣り方に興味を持つでしょうし、新しい理屈も考えながらやっていくと思います。

その時はまた記事にしてご紹介したいと思いますので、よろしくお願いします(^^)

 



芦ノ湖のモンスターブラウン釣行記
あれは忘れもしない2017年10月 秋のトラウトシーズンが始まったばかりだった。 その日も夕マズメだけを狙って芦ノ湖に行くことにしていた。 今シーズンは既に美しいレインボーとブラウンを釣っていたから気持ちに余裕があった...

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