初の朱鞠内湖、イトウ釣れました!!
![朱鞠内湖のイトウ](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0384.jpg)
朱鞠内湖初チャレンジで見事に(^^)/
イトウを釣ったことはもちろん嬉しいのですが、景色と環境のすばらしさ!
景色は完全に日本離れしていますし、朱鞠内湖とイトウの保護活動には頭が上がりません。
敬意を表して最初にリンクを貼らせていただきます。↓
朱鞠内湖で幻の魚イトウを釣る―1日目
念のため4日のスケジュールを取りました。その初日。
14時の渡船でポイントへ
旭川空港から途中の川に寄り道をしながら、朱鞠内湖についたのは14時の渡船前。
渡船スタッフにおススメ場所を聴いて、この日は浮島というポイントに行くことにしました。
朝からこの島にいる人と入れ替えに無人島に上陸。
話を聴くとワカサギはたくさんいる、イトウは50cm程度のを朝イチで2本釣ったとのことです。
現在ピーカン、無風。
条件としてはよろしくありませんがとにかくスタートフィッシングです(^^)v
![朱鞠内湖の景色](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0318.jpg)
こういった日本離れした景色が続く
この島は小さいので歩いて1周10分ほど。
上陸地点から同行者と左右二手に分かれて探っていくことにしました。
聞いたとおり岸際にワカサギが寄っています。
ワンキャストづつ移動しながら、ウグイさんとアメマスさんを適当に釣って歩いていきます。
同行者にイトウ。仕事速っ!
半周ほどして島の反対側で彼と出会う予定でしたが、それよりも先に「キター!」の声。
駆け寄ると立派なイトウが!
![同行者の朱鞠内湖のイトウ](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0328.jpg)
グリーンバックの美しいイトウ
仕事速っ!
開始わずか30分。
そんなアッサリ釣れます??
とりあえず僕も釣りたいので先ほどの続きから探っていきます。
丁寧にミノーをポイントに通します。
・・通します。
・・・通しまくりますが、この日はイトウからの魚信はありませんでした。
![朱鞠内湖の夕焼け](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0348.jpg)
明日は絶対釣るゾ
宿泊はレークハウスしゅまりない
今回泊まった部屋は大部屋で、引き戸にはこういう狂った素敵な文字が書かれていて落ち着きます(笑)
現地入りする日がまちまちな釣りグループでも、大部屋を取っておけば「ここに集合」とできて便利ですね。
![レークハウスしゅまりない大部屋から見る朱鞠内湖](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0437.jpg)
窓辺から朱鞠内湖を望む
窓辺からは朱鞠内湖と渡船受付ログハウスやキャンプ場が見渡せます。
朱鞠内湖で幻の魚イトウを釣るー2日目
早起きしすぎて気持ち悪い(笑)
しかし何とか1本獲りたい一心で身支度を整え出撃です。
朝4時の渡船でポイントへ
朝焼けがハンパなく美しい。
この右に写っているのが桟橋で、10数人乗れるボートが3艘あります。
これに乗り込み、各々目指すポイントへ渡してもらいます。
今日は遠いポイントであるナマコ1ってとこを指名しました。
遂に僕にもイトウがヒット
上陸地点から探りながら少し歩きます。
見えイトウ発見!
赤土の岸際からせり出して湖面に浸かった枝の間を出入りして餌を探しています。
チャーンス!
少し離れたところにミノーを静かに落とし、斜め45度の視界に入ったところで微弱なトゥイッチを入れます。
イトウの動きが変わった!
目の色変えてルアーにアタックするのが丸見えです!
2メートルくらいの距離をほんの1瞬で移動してバイトしてきました。
食ったっ!!
バーブレスならではのドキドキファイトを楽しみ、慎重にランディング。
やりました!
2日目の朝イチで朱鞠内湖のイトウに出会えました!
![イトウを持ち上げるところ](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0378.jpg)
はい、一瞬持ち上げますよー
どーん!
もう最高です!
手早く写真撮影して湖に元気に帰っていきました。
この後も見えてるイトウにルアーを食わせましたがフッキングに至らず、今後の課題となりました。
8時頃、もう疲れたので渡船を呼びます。
そりゃあ3時に起きて遊んでたらもう十分です。
一旦部屋に帰って昼寝して、午後便で違うポイントに行くことにしました。
使用ロッドはワールドシャウラ2752R5
感度バリバリ、ロシアのサーモン五目釣りでも活躍したロッドです。
午後2時に再度渡船するも熊にビビる
また上陸地点から左右二手に分かれてイトウを調査していましたが、あまり奥まで進むと動物の気配もあって危ないです(*_*)
そんな時は合流して、笛や音楽を流したり歌ったりして一緒に進みます。
とその時、足元に真新しいヒグマの足跡を発見!
![ヒグマの足跡](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0419.jpg)
推定200キロ?
やんごとねえな!
速攻で引き返します。
その後、夕マズメまで粘るもノーヒット。
まあ今日で二人とも釣れたということで祝杯です(^^♪
朱鞠内湖で幻の魚イトウを釣るー3日目
なんてったってもう釣れたから、朝3時に起きるのをやめて8時頃から川へ行くことにしました(笑)
名寄川を現地調査
天塩川をやりたかったんですが雪代&代搔きでニゴリと増水がハンパなく、まだ時期尚早ということで支流を開拓に。
開拓と言っても車が止められる場所はそんなにありません。
土曜日だし先行者がいて当たり前の場所しかないわけで、まあ結果ニジマスをバラしただけで終了です。
朱鞠内湖に戻ります。
センパイの到着
ここで東京から、今回の旅をコーディネートしてくれた朱鞠内湖のベテランが到着!
午後2時の渡船でパイセンのおススメの島へ上陸します。
ちょうど向かい風が吹き始めて、岸際が濁り、イトウが入ってくると言います。
その読みどおり、次々とイトウをかけていくパイセン。流石です。
結局僕はこの日はイトウのヒットなく終了。
最終日にドラマでも起こしちゃおうかなーなんて言って飲みすぎるのでした。
![月が昇る朱鞠内湖の夕暮れ](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0431-1.jpg)
夕暮れに月。この景色だけで飲める
朱鞠内湖で幻の魚イトウを釣るー4日目
4日は長かった(笑)もう疲れてて体が重い。
朝だけ渡船。おととい釣ったポイントへ。
![今日も朝焼けを拝む](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0355.jpg)
いつでも景色が最高です
また超絶に美しい朝焼けを見ながらナマコ1へ向かいます。
途中のポイントに一人で降りていく人も結構います。
熊対策とか大丈夫なのかな?と心配になります。
上陸後、イトウを見ただけでアタリも何もないまま時間が過ぎ、残り30分。
急に風が強くなり、波が立ち始めます。
風が当たっている赤土を探しました。あった。
しかもいい感じに濁り始めました。
沖からミノーをニゴリの中へ誘導すると、ルアーの真後ろをイトウがチェイス!
あと1歩のところでルアーが岸に到着、イトウはニゴリの中へ消えます。
再度同じところをトレースするとまた着いてきました。
ここで必殺のトゥイッチをかましてイトウのやる気スイッチをオン。
その瞬間イトウが血相変えてバイト!キターーー!
と思ったけど1瞬の手ごたえのあとフックアウト。
イトウさんはどこかに消えてしまいました。
ここでお迎えの船に乗り、部屋に帰って朝寝。
3日前に朱鞠内湖に来た時の期待と不安は達成感と充実感に変わり、鳥のさえずりを聴きながら昼飯食って昼寝。
疲れた体を機内に持ち込みなんとか帰京したのでした。
愛すべき外道たち
くじけそうになった時に慰めに来てくれるみなさん。
すぐ釣れるウグイさん
ウグイ、サイズアップ。グゥーグゥー鳴く
![トップに出たアメマス](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0337-300x169.jpg)
トップに出たアメマス
アメマスもそこら中にいます。
イトウの餌になってるんだろうな。
アメマス、サイズアップ。
どうでもいいけど嬉しいです。
今回釣行のまとめ
朱鞠内湖を攻略するのに一番必要なのは現地の情報でした。
信頼できるレークハウスしゅまりないの皆さんと朱鞠内湖の先輩達のおかげでなんとかイトウを手にすることができました。
そして朱鞠内湖のイトウを守る活動のすばらしさを目の当たりにして、そんな湖で遊ばせてもらったことは大変いい経験になりました。
自分にもできることはやっていこう、後輩にもこのすばらしい自然を伝えていきたい、そう思える北海道、朱鞠内湖のイトウ釣りでした。
ありがとう、また行くよ朱鞠内湖!
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