秋の芦ノ湖。ボートキャスティングでコーホーサーモンを釣る | TOKYO NATURE(S)

秋の芦ノ湖。ボートキャスティングでコーホーサーモンを釣る

コーホーサーモン 芦ノ湖芦ノ湖

秋の芦ノ湖は難しい!でも魚が美しい!

というわけで行ってきました12月の芦ノ湖へ。寒ぅー(*_*)

ボートのキャスティングで秋の芦ノ湖を釣る

富士山の朝焼け

5時に目覚ましをかけるも、起きたら6時半(笑)

朝焼けの富士山を眺めて余裕のスタートです。

朝の芦ノ湖は幻想的

湖面に蒸気霧が立つ芦ノ湖

ムジナ窪にて

この時期、朝イチは水面に蒸気霧が立ちます。

魚にはどう見えているんでしょうね?

朝の光を通しにくくなるので、僕は勝手に「魚の夜明けが遅くなる」と思っています(^^)

シャロ―をミノーでランガン

箱根神社下

まずは神社下エリアから。

岸ギリギリにはトラウトは寄っていないと踏んで、最初のブレイクラインを沖から狙います。

なぜならベイトがシャロ―に目視できないから。

ブレイクラインが岸から20mくらいなら、ボートを岸から40mぐらいに付けてミノーを撃っていきます。

芦ノ湖のシャロ―

シャロ―エリアは、逆に岸寄りにボートを付けて沖を撃っていきます。

どうも浅めのブレイク(水深5~10mぐらい)にはトラウトがついていないようです。

西岸を流して、次に東岸へ。朝一のうちに状況をつかもうと動き回ります。

西岸か東岸か。岬か、ワンドか。シャロ―かブレイクか・・・

レンタルボートのエンジン

ヤマハ4ストローク

ヤマハの4ストローク。快適なエンジンです(^^♪

ボート屋の事情で時々セルすらついてないエンジンのボートをあてがわれる時がありますが、そんな時は勇気をもってボイコットします(笑)

秋はボトムか?ミノーからスプーンへ

作戦を変更して、もう少し深い場所を狙います。

20m以深になると、もうブレイクラインがよくわからないので経験と勘で探ります(^^)

来年は魚探を導入予定です!

日中はボトム攻略がカギに

神社下

陽も高くなり、ライズもなくなりました。

こうなってくるといよいよボトムの攻略がマストです。

ミノーからスプーンにチェンジして、やはりカケアガリを中心にボートを流しながらキャストしていきます。

養魚場前。セイケイ

いつもは大盛況の養魚場前に今日は誰もいません!

ルアーマンもフライマンも、ブラウン狙いもレインボー狙いも。たぶん夕方来るのでしょう。

ここは僕がボートでも得意のポイントです。

風が出て波が高くなってきました。チャンス到来!

待望の大物コーホーサーモン!

だいたいトラウトのよくいる場所は把握しているので、その中でも今日の条件に合う深さをねらってプロビア18gをキャストしていきます。

プロビア18g

リフトアンドフォールで砂地のボトムを探っていた時、リフトに合わせて鋭いアタリが!

「フィーッシュ!!」

まあまあデカそうです!小舟が揺れるのでラインテンションを保つのに苦戦(>_<)

水深は約20m、重いのは確かなので慎重にやり取りしてボトムから引き離します。

しばらく巻きあげてようやく銀色の魚体が見えてきました!

ランディングネットを見て、魚がまた暴れだします。

サクラか?

ボトムに突っ込む感じがサクラっぽい。とにかくランディングー!

芦ノ湖コーホーサーモン

うえい!! まあまあデカい!

コーホーサーモン

コーホーサーモン!

成熟したコーホーサーモン

グラマー!

コーホーはシルバーサーモンですね。

3,4年で成熟するらしいのでこいつも3歳か4歳。

日本では1974年、1975年に標津川で放流されたようですが、夏場の水温上昇のため母川回帰できず、放流事業は定着しなかったようです。

管釣りではコーホーサーモンの釣果を耳にすることはありますが、自然湖で何年にもまたがってワイルド化できるのは、やはり芦ノ湖のポテンシャルでしょう!

晩秋の芦ノ湖、まとめ。

芦ノ湖で晩秋っていうと、僕はマズメ時に2時間ぐらい集中してウェーディングして釣るパターンが多いのですが、今回はボートに乗ってみました。

朝夕以外で釣れる気がしていませんでしたが、釣るエリアと魚の泳層の問題でまだまだ攻略できると思われます。

特に今年は山がたっぷりと水を含んでいて、湧き水が豊富です。

小さくても流れ込みのあるエリアは、12月も有望ではないかと思っています。

あと10日ほどで芦ノ湖は禁漁期に入りますが、あと1回、いい釣りができたらいいなと思います!

ありがとうございました(^^)

 

今回活躍したルアー。プロビア18g赤金

 

タイトルとURLをコピーしました