ベイトフィッシュを知ればトラウトもバスももっと釣れるはず!
・・・と思って以前、芦ノ湖のヌマチチブをギッタギタに釣ってやったわけですが、多少はルアー釣りの役に立った気がするようなしないような。まあどっちでもいいんです。ヌマチチブが可愛いことはわかったと。
で今回はメインベイトであるワカサギを狙ってみました。
するとこれがオモシロイ!カラバリでめちゃめちゃ釣れるじゃないですか!
芦ノ湖のワカサギ釣りポイントはここだ!
芦ノ湖のワカサギ釣りのパターンとしては、
- ボート屋にポイントまで引っ張って行ってもらい、アンカーを下ろして釣るパターン
- 手漕ぎボートで桟橋沖など、湾内の好きなとこへ行くパターン
- エンジン船で芦ノ湖を自由に動き回るパターン
があるわけですが、ポイントを事由に移動できた方がいいので船舶免許を持っているなら当然3のエンジン船で出航するべきでしょう!
ポイントはまず出航する湾の桟橋沖
というわけで箱根湾にある「かまくらボート」にやってきました。
ここは2019まで「くろさわボート」だったところで、元漁協スタッフの鎌倉さんが後を継いで営業しています。
いろいろ教えてもらえるので芦ノ湖のことで分からないことは聴いてみましょう!
ワカサギ釣りで出船前に聴いておくことは次の2つ
- ワカサギが好調に釣れているエリア
- 群れている水深
以上です。エリアと水深さえヒントもらえば、あとは魚探見て群れを探します。
さてポイントですが、まず箱根湾内でワカサギ釣りのボートが何艘か浮いているあたりを探ってみます。
浮いているというか、ボート屋にエンジン船で引っ張ってきてもらってアンカリングしてワカサギを釣っている船です。
こういう船におもむろに近づいて、魚探で水深をチェック。そして周辺の同じ水深あたりをチェックして行くとワカサギの群れが見つかるでしょう。
続いてのポイント。箱根園沖を攻めに行く
箱根湾、元箱根湾、湖尻の各湾内をチェックしたら、箱根園沖に大移動。
ここは年中ボートが集まっていてトラウトの船もバスの船もワカサギの船も一度は狙うポイントです。
今回もここでワカサギ爆釣劇が起こりました♪
魚探の反応を見て群れの中に仕掛けを落としてみると~・・・
釣れました!
初のワカサギ釣り1投目で5本バリにパーフェクトフッキング!!信じられません。
ワカサギが群れている水深は、だいたいボート屋で聴いた湾内のポイントと同じくらいですがその数字にこだわらずに近い水深を探っていくといいでしょう。
芦ノ湖でワカサギを爆釣したのはこんな仕掛け
全く1からのワカサギ釣りだったので、とりあえず釣具屋でスターターセットを購入。大丈夫か?と思いましたが結果、大丈夫でした(^^)
ペニャペニャの竿を付けた電動リール
スターターセットとして釣具屋で売っていたハピソンの電動リール。
セットに同梱されていた短い竿を付けて、PE0.2号が巻いてあったのでその先に仕掛けを付けます。一番下にナス型オモリの1号を付ければ完成!
エサ要らないってすごい♪
ゆっくり巻きあげているとサクラマスやニジマスが針にかかったワカサギを捕食してきます。
尺ぐらいのサクラマスがかかるとこんな感じに曲がります。
完全にのされてますねw
直角の曲がりっぷりを見せていますがグラスロッドは折れません。
ロッドというか下敷き(文具)を細くカットした感じです。
感度は良くないけど、この手のロッド(穂先っていうのかな?)は取り換え用がいろいろ売ってるので試してみたと思います。
仕掛けは市販のパニック系
スーパーパニックとかウルトラパニックとかいろいろありますが、何でもいいと思います。今回はスターターセットに付いてた5本バリの仕掛けで始めましたが、からまったり鱒に切られたりして針が減ってきたら仕掛けを交換です。
ボート屋で買ってきた何とかパニック2.5号14本バリにチェンジ。群れを効率よく釣るには14本ぐらい付いてた方が強いですね!
解説!芦ノ湖のワカサギ釣り
さて芦ノ湖のワカサギの釣り方です。
魚探で群れを追う
ワカサギを効率よく釣るには、魚探が欠かせません。魚探マストです。
先述した、湾内の浮いてるボートを参考にそのへんの水深を探っていきます。するとワカサギの反応アリ!
ボートのエンジンを素早く逆に入れて船を止めます。仕掛けを投入しても群れから仕掛けがずれないように操船して針に多くのワカサギが食ってくるのを待ちます。
巻きあげて取り込んだら、ワカサギからハリを外している間に群れを見失わないよう操船して再度群れの中に仕掛けを落とします。
これができるようになると数が伸びますのでぜひマスターしてくださいね(^^)
カラ針でめっちゃ釣れた!
エサつけるのめんどくさいしキモい。という理由でカラバリやってみました。針がキラキラするとプランクトンに見えるんだとか(^^)
釣り方は、仕掛けが着底したら竿で持ち上げて落として、いわゆるリフト&フォールでキラキラさせた針をワカサギが食う、というシンプルな釣りです。
1匹針にかかっても巻き上げずに待ちます。そのうち重くなってきて鈴なり感がでてきたらおもむろに電動リールを巻きあげます。何匹ついているか予想しながら巻きあげるのはワカサギ釣りならではの楽しみですね♪
何度もやっていくうちにある傾向が。ワカサギは主にボトムに近いハリを食っていました。下から3本だけとか。やはりボトムを確実に取ることが大切です。
それにしても餌付けなくていいって超楽!カラバリ最高!
そして芦ノ湖のワカサギたち、食卓へ。おすすめ料理は天ぷらです!
さあワカサギたちよ!見せてもらおうかその実力とやらを( ̄ー ̄)ニヤリ
芦ノ湖のワカサギと言ったら、毎年10月1日の初漁で獲れたものを皇室に献上しているそう。ワカサギを漢字で書くと「公魚」。さあどんだけ旨いのか!?
まずパン粉つけてワカサギフライにしてみる
パン粉つけるの結構難しいんですねw
まあ何とかできました!
旨っ!サックサクやん!
ポン酢とか塩とかいろいろつけて食べてみましたが、中でも最高に相性がいいのがこちら↓
トリュフ塩です!
これ絶対おすすめなのでやってみてください。アマゾンでも買えます(^^)
ゲランドの塩に黒トリュフ入ってるやつです。
そして天ぷらで昇天する
ザルで水けを良く切って、キッチンペーパーでだいたい拭き取ります。
水で溶いた天ぷら粉にくぐらせたら170度の油にジュワーっと!
小魚なのですぐ揚がります。半生ぐらいを意識したほうが、外カリの中フワに仕上がります(^^)
完成ー!
旨いに決まってるやん!
クリスピーに揚げることができました!味つけは「塩ライム」が最高です!
塩はお好みでいいんですがライムは直でかけるとサクッと感が損なわれるので、お皿に絞ってチョンってつけてください。
塩は本当に色々ありますが、魚料理には岩塩より海塩かけるのがお気に入りです!
私がよく使うゲランドの塩は、フランスのブルターニュ地方の塩田で作られているものでミネラル分に富み、マイルドな辛味が気に入っています(^^)
肉よりもやさしい味の魚料理に合うと思っています。あら塩が美味いですが顆粒タイプがいろいろ使いやすいのでおススメです!
酒はジントニックが合うよ!
ジンはタンカレーが相性抜群!凍らないので冷凍庫にキープしておきましょう。
ストレートでもトロっとして旨し。このぐらいのグラスには、ジン45mlですね。ワカサギでも使うのでライムを買ってきて搾りましょう!
ふぅー。何杯でもいけそうです(^^)
というわけで芦ノ湖のワカサギを満喫しました。
このぐらいやればワカサギたちも本望でしょう!
カラバリ最高です。あんな釣れると思わなかったわww
では、おやすみなさいー(^^♪