ロシアで釣りをする時は一体どんな場所に泊まるのでしょうか。
大抵が川沿いを開拓して建てられた木造のロッジで、それぞれに味があります(^^)
設備や料理、サウナなど気になるポイントを書いておきますのでご参考にしてください。
ロシアで釣りする時のロッジ
オパラリバー、コッピ川、イーチャリバーのロッジをご紹介!
オパラリバーのロッジ
河口から船で2時間ほど上ったでしょうか。
河畔に突如一軒のロッジが現れます。
これより下流は人の気配もなく、完全に自然に包まれています。
清潔なトイレとサウナがあり、人数によっては(15人程度)貸し切りにできます。
母屋からサウナを挟んで、5,6人用の独立棟。
少人数でこちらを貸し切り釣行にしたら超楽しいでしょう!
コッピ川のロッジ
近くにたぶん4,5件のロッジがあります。
ちょっと古くてトイレが汚い。
2階建ての宿泊棟にも薪ストーブがあって、世話係のおっちゃんが朝一で火をつけたり途中で薪をくべたりしてくれます。
水道が川の水なので、歯を磨くにも持ち込んだペットボトルの水を使います。
![コッピ川でカニをゆでる](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/07/コッピのカニ.jpg)
こんなの、旨いに決まってるでしょ!
このカニは人生で一番うまいカニでした(^^)
コッピのロッジは海からそう遠くないので、獲れたてのカニが届きます。
それを豪快に茹でて爆食。
料理は何が出るかわかりませんが、この時はラッキーでした。
イーチャリバーロッジ
新しく、木の臭いに包まれた素敵なロッジです。
コーヒーマシンやミネラルウォーターのウォーターサーバーもあり、僕が行った中ではダントツで清潔で快適なロッジです(^^)
水道水や食事に使用しているのは井戸水だそうです。
滞在中何も問題なく普通に飲んでました。
ウェーダー乾燥室。
夕方帰ってきたらここで着替えて干しておきます。
翌朝もここで着替えて出陣。快適です。
ロシアのロッジ生活
滞在中の基地ですから、生活しやすさが大事ですね(^^)
ロッジと言えばサウナ
イーチャリバーロッジは、オーナーのミハエル氏が大のサウナ好き。
夕方、誰よりも早く腰にタオルを巻いてサウナに出入りしています(笑)
外のテーブルにはビールとつまみも。
そして僕らが入ると、白樺の葉っぱの束でバシバシしばくロシアンマッサージをサービスしてくれます。
暖まったら外に出てこのバケツの下に行き、ひもを引くと冷水がバシャ―ンというわけです。
そこで差し出されるビールと笑顔。
ミハエルさん、至れり尽くせりありがとうございます(^^)
ロッジの食事
ガリエツのハンバーグ。茹でたソバの実とにんにくの芽のピクルス添え
中央のは山菜の炒め煮。
左はトマトとにんにくの芽のピクルス
パンにはバター塗ってイクラをのせて食べます。
サラダはビニールハウス栽培のトマトときゅうり。
カムチャッカは寒くて数種類の野菜しかできないらしい。
イーチャリバーのミキージャ(ニジマス)の刺身。
刺身で食べるのは降海していないミキージャだけ。
コッピ川ではタイメンを刺身で食べたけど大丈夫でした。
オパラリバーのかに、いくら。
オパラリバーとコッピ川はアプローチが海からなので海産物が豊富。
イーチャリバーは陸路なので、カニはナシ。イクラは少し。
ほぼ毎日のむガリエツのスープはみんな大好き。
奥にある皿は、ソーセージ、豚バラの塩漬け、玉ねぎとにんにくのスライス。
これをそのまま食べるかパンに乗せて食べる。ランチの定番。
まあだいたい魚メインでソーセージ、チーズ、パン、野菜を少し、ってとこですね。
健康状態が気になる人はサプリなんか持参するといいと思います。
ロシアんリキュールで酔う
ウォッカに様々なものをつけてオリジナルリキュールにします。
左から、ナッツ、アニス、はちみつ、ミント、わさび。
ナッツとアニスがうまかったです!
コッピ川でも薬草を漬けたオリジナルのリキュールが出て来ました。
日本でも自宅で漬ける梅酒みたいなもんですね。
トイレットペーパーは硬いって聞いてたけど
渡航前はロシアのトイレットペーパーが硬いという噂でした。
もちろん場所によってですが、大したことありません。
このイーチャリバーロッジは「Maneki まねき」(笑)という日本風の名のついたおそらく高級トイレットペーパーを使っていて、悪くないです。
![まねき](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_0484__B48AB38B-37DE-4A01-AB73-F1FB9E731044-300x225.jpg)
セットされたまねき。
水道事情は地域によりますので確認を。
コッピ川は汚い川の水が水道から出て来ますので、歯を磨くときも絶対持って行ったミネラルウォーターでお願いします。
イーチャリバーは独自に掘った井戸から汲み上げていて、そのまま飲めます。(沸かしたほうがいいでしょうけど)
コッピ川のようにロッジが川の下流部にあると当然水も汚れが入りますし、各ロッジの立地によりますので、毎回確認が必要です。
ロッジでの遊び
イーチャリバーロッジでは目の前でガリエツやミキージャが釣れます。
しかもアベレージ35ぐらいなんで、かなり楽しめます。
オパラリバーでも目の前で少し釣りができました。
![水たばこ](https://tokyonature.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_0320__C1F6496F-E9C8-463C-82FE-1459B1999F87-1-e1567216623493.jpg)
水たばこを豪快に吹かす
ロッジ初日のディナーの後は水たばこで歓迎されました。
おやつも常備。適当に食ってると、適当に補充されています(笑)
川辺にヨガルームがあります。
ここで毎朝ストレッチして釣りに臨みました。
自由に使えるカフェスペース。飲んだり、翌日の準備をしたり。おやつも置いてあります。
・・・とここまで書いていて気づいたんですが、サウナ以外の何かがあるのはイーチャリバーロッジだけですね。
まとめ
ロシアの釣りロッジでは、魚を食べ、水を大事にする生活が基本です。
空気は最高だし、森も川も生き生きとし、雨さえ気持ちいい場所です。(寒いけど)
大自然の片隅に、ほんの数日泊めてもらう、という感じが僕は好きです。
なんだか自然のパワーをもらって元気になって帰ってくるのです(^^)
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