阿寒湖にはなぜか金色に輝く黄金のアメマスがいます。
観光地としても有名な阿寒湖、どんな湖なのか行ってきました!
阿寒湖のアメマス釣りタックル
阿寒湖のアメマスは大物アベレージで40~50cm。それを想定するとこんな感じです。
ロッドは7フィート台、リールは2000~3000番
僕の手持ちのタックルでいったら阿寒湖のアメマスタックルはこいつになります。
ロッド/Hard streams ゼアス グランツ703
リール/Stella3000HGM
ラインはPE0.6号、リーダーはフロロ8ポンド
こちらも標準的な湖のタックルです。
アメマスだけで言ったらもうちょっと細くてもいいんですが、ニジマス、イトウも生息していると言われたら、ちょっとビビってこのくらいの太さです。
釣りしているうちにだんだん細くしていって・・・
最終的にこうなりましたけどw
PE 0.3号にフロロリーダー5ポンド。阿寒湖おすすめタックルとおすすめルアーをこちらで紹介しています↓
阿寒湖へのアクセス
いつも思うんですけど、北海道って飛行機乗るとすぐですね(^^♪
羽田空港から釧路空港へ
Air Doで約1時間半。寝てる間もないぐらいですが、早起きしたのでめっちゃ寝てましたw
9:25に釧路空港に到着。霧と小雨で寒い!事前情報では春ゼミパターンだったんですが・・・(>_<)シケイダーで釣れるのか?
釧路空港から車で1時間
レンタカーを借りれば、程よく北海道ドライブを楽しめる距離です。
阿寒川沿いをずーっと上っていけばだんだん景色が山奥になっていって、阿寒湖に付きます。
この辺り一帯は国立公園になっていて、狩猟も禁止なのでヒグマのストック量も豊富!とのことです( ゚Д゚)
阿寒湖で金アメマスを釣る準備
レギュレーションが世界標準!という阿寒湖の釣りとは。
釣り券は1500円
ホテルのフロントで買えます。当日分じゃなくても買えるので3日釣りするなら3日分買っておきましょう。
釣り券には「阿寒湖、阿寒川、ヒョウタン沼の区域」と書いてあり、この辺り一帯すべてOKのようです。
釣り時間は、日の出1時間前から日の入り1時間後まで、という芦ノ湖ルールと同じなので親近感を覚えます。
ちなみにヒョウタン沼をグーグルマップで見たところ全くヒョウタンの形をしていなかったということはさておき、深い森に囲まれすぎてヒグマと出会う気しかしないのでスルーしました。
メインは阿寒湖の金アメマス1本です。
フックはシングルバーブレス1本のみ
1本の竿に対してフックは1本。しかもバーブレスという難易度の高さ!
これだけでゲーム性が高まりますね。でも釣りあげられるのか正直不安です。
管釣りではバーブレスでやってますけども、天然の貴重な一匹との出会いを確実にモノにするために、ドラグの調節などは余念なくやっておきたいところです。
ウェーダーはネオプレ必須
6月上旬といえど冷水なのでネオプレです。
水温は15度くらいだったので、いつもの芦ノ湖でいうとGW明けぐらいの水温でしょうか。
しばらく立ち込んでいるとしんしんと冷えてきます。しかも例年だともっと冷たいというお話です。寒っ!
阿寒湖の金アメマスを釣る
では実釣!ホテルの前から遊歩道を歩いてポイントを探します。森林浴に癒されます(^^♪
湖岸に温泉湧いてます♨
ボッケという観光地で、ここまでホテルから徒歩約20分。
柵の付いた遊歩道が整備されていて、サンダルで観光可能。
僕らはウェーダー履いて熊鈴ならしてナタとかぶら下げて歩いているけども、短パン、ビーサンで丸腰の外国人とすれ違いますw
どっちもちょっとずつおかしい(笑)
まずワカサギパターンで金アメマス
アシの沖にスプーンを沈めてボトムタッチしながらブレイクラインまで巻いてくるとヒット!
これが阿寒湖の金アメマス。温泉成分が金色にさせるともいわれる。あるいは食性の影響か?とにかく美しいー(^^)
通常のアメマスの白い部分が金色に輝いています。
釣ったアメマスがワカサギを吐いた、のか食えてないのか。
虫パターンで投げた軽量スプーンにワカサギを捕食している個体が食ってきました。
釣り人はいろいろ考えますが、アメマス的にはどっちでもいいらしいですね。
昆虫パターン炸裂!
気温が上がってセミが鳴き始めると、もう水面しか見てないんじゃないかと思うほどシケイダーに反応してきます。
シケイダーでダブルヒットなんて初めてです。
この動き、この波紋をコピーできるでしょうか?
アカマダラパターンなら赤金、などなど無限にありそうな虫パターン。
昆虫図鑑を見ながらスプーンのカラーを選んでいくと楽しそうです(^^)
雄阿寒岳を眺めながらアメマスざんまい
ワカサギやカゲロウやセミを感じながらアメマスの動きを予想します。
きっとこの水の中に何千何万というアメマスが泳いでいるんだろうと妄想しながら。
阿寒湖はアメマス釣りだけじゃなく施設も充実
釣り以外の観光客で賑わっているので立派なホテルがあります(^^♪
でかいホテルが釣り客を歓迎している
釣りをするにはオーバースペックともいえるホテルに泊まれます。
ニュー阿寒ホテル
なんとウェーダー乾燥室があり、湖から上がってきて裏口からその部屋に入って着替えてホテルに入れるのです。超便利!
温泉が最高
阿寒湖を見渡す大浴場と露天風呂があるだけでなく、屋上にはインフィニティプール温泉があり、水着で入れます。
無料で借りれる温泉水着もありますのでそれで十分。
360度を山に囲まれた阿寒湖の景色を楽しみながら温泉に浸かれば、ウェーディングの冷えも吹っ飛びます。
目の前が阿寒湖
ウェーダー乾燥室からすぐ外に出られるので、例えば4時に起きれば4時10分には阿寒湖にウェーディングしてルアーを投げている!ということが可能です。
うっかりマリモを忘れるところだった
毎度のことですが釣りに夢中になって、土産は空港以外でほぼ見ません。
しかし阿寒湖は観光地なので土産物屋が多数あり、帰り際にちょこっと寄ってマリモをゲット。
信じられないサイズのマリモにリアクションバイトして購入。
手前の小さいのが阿寒湖産の普通のマリモ。
そして恐るべしロシアの巨大マリモ。おそロシア~( ゚Д゚)
まとめ
阿寒湖は釣りだけじゃもったいない観光地であり、自然の宝庫です。
この守られた豊かな自然があるからこその美しいアメマスなんですね(^^♪
もし釣りをしない人と来ても、放置して釣りに行けると思います(笑)
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