芦ノ湖は陸っぱりで攻略できないポイントもありますので、ボートにも乗ってみましょう!
ボートで行くとウェーディングしている時と違う角度から攻められますし、意外なストラクチャーや地形の変化を見つけられます。
では早速ボートに乗り込んでポイント紹介(^^)v
芦ノ湖ボート釣りポイント/神社下~反時計回り
箱根湾からボートに乗った前提で順番にいきますよー(^^♪
箱根神社下
岸から15メートルぐらいの距離にブライクラインが続いていますので、そこを狙います。
水位によって距離感は変わりますので目視して確かめましょう。
一旦ブレイクを確かめたら、そこの真上にボートを載せないようにしてその20mほど沖から狙うとちょうどいいはずです(^^)
特にウェーディングしているアングラーがいる時は50m以内には近づかないようにしましょう。
朝イチは岸際のオーバーハングにもバスがいるので、ウェーディングがいないことを確認したらギリギリ近づいて壁際10cmにキャストですね!
山のホテル桟橋
ブラックバスが通年かなりの数いますが、もの凄くスレています。
サイトで狙わずに普通にやれば魚は出て来ます。
桟橋に人がいたらスルーして次。左にちょっとした岬(ワンドの入り口)があって、そこもいいポイントです。
特に春はワカサギがシャロ―に寄るのでミノーでゆっくり攻めてください。
青屋根
青い屋根に向かって桟橋より右側、小さいスロープのあたりからは岩盤帯、左側は砂地の浜です。
桟橋のところが一番深くなっていて、左のサーフに向かってゆるやかなカケアガリです。狙いどころはなるべく沖から桟橋に向かってキャストしてボトム付近、桟橋の右側は50m沖からシャローに向かてキャストして途中のブレイクラインでアピールです。
岸に近すぎるボートをよく見かけますが、ここは岸に魚がいません。
夏秋は南向きのブレクラインにもウイードが生えますのでスピナーを通すと隠れているバスが出てきます。
養魚場
陸っぱりでめちゃくちゃメジャーポイントすぎて、ずらりと人が並んでいることがありますので、ボートでは近づきにくいポイントです。
陸っぱりのプレッシャーが高いほどトラウトもバスも沖にいます。
ブレイクラインの沖側、岸から50mぐらい~沖ブイのラインに魚がいますので、さらに離れたところから撃ちます。
このブイで水深が約20m。陸っぱりがいる時はボートはこれより岸に入ってはいけません(マイルール)。
ここは陸っぱりのポイントなのでわざわざボートで狙うこともないでしょう。
龍宮殿
桟橋の下に時々でかいのがいますので、ぜひトライしてください。
毎日攻められてて釣れないんですけど、今までで唯一バイトに持ち込んだルアーはこちら↓
桟橋の際を引いてくると、下から出て来てバイトしましたが惜しくもフッキングせずでした。くやしい(>_<)
・・・後日、やっつけました(^^)
ヒットルアーは美蝉。PE0.4にフロロリーダー5ポンド。
水深があるので台船から引き離してじっくりファイトできました。
箱根園
向かって右端のインレットから右手前に続く岸際はよくトラウトが回遊していますし、オーバーハングと木の根が複雑なポイントを形成しています。
ハンパないモンスターレインボーを目撃したことがあります。
まだ生きてたらぜひ僕のルアーに反応してください(^^)
左のインレット(画像では見切れています)はハヤなどのベイトが付きやすく、トラウトやバスが常に狙っていて近くにいます。
プリンス前
この辺りは水通しがよく、真夏にボートが集中しています。
加えて百貫の鼻にかけて水深40m以上の芦ノ湖最深部が控えており、地形的に複雑で潮目ができたりしておもしろいポイントです。
狙い目は、岸に向かって桟橋の右にずーっと露天風呂まで続くブレイクラインがあります。
春先は北西の季節風でエンジン止めてボートを流せばブレイクライン沿いを100メートルほど攻められます。
砂地なのになぜかイワナの釣果が多いポイントです。
川もあるし湧き水が多くて水温が低めに安定してるんじゃないでしょうか(^^)
芦ノ湖のイワナは砂地でもよく釣れます。イメージと違いますよね。
九頭竜神社
鳥居のところが岬になっていてトラウトが回遊します。
この写真の左にも岬があって、ワンドの右も左もウェーディングの人気ポイントです。釣り人がいる場合ボートは50m離れたいですね!
鳥居に向かってに左のワンドには巨大な倒木が沈んでいて、常にバスとイワナがいます。
しかも時々釣れる!
防ガ沢
倒木が多く、低水温期はイワナがよく潜んでいます。
砂地で、アシの茂っている場所は湧き水だと思います。
湖尻に向かって倒木エリアが続き、ディープが近くなっていきます。
神宮
ドン深で倒木も多く、雰囲気のあるポイントです。
根掛かりを恐れず縦に広く探りましょう!
芦ノ湖ボート釣りポイント/湖尻から反時計回り
湖尻側も個性的なポイントが続きます(^^♪
湖尻湾内
桟橋周りは深くなっていて、やはりいいポイントです。
ボートからの釣りは大雑把になりがちですが、小さめのスプーンで丁寧に攻めると何かしら釣れます。
ロープウェイ前
この桟橋もデカバスが付きます。
桟橋のワキはウェーディングしている人もいるので注意しましょう。やはり50m以内には近づかないようにしてお互い気持ちよく釣りをしましょう(^^)
海賊船の運航の邪魔にならなよう早朝に勝負をかけてください。
キャンプ場前
遠浅で一見つかみどころのないポイントですが、岸に沿って小さい岬が時々あるのでその沖がポイントになります。
あと潮目ができやすいので、その付近にフローティングミノーを漂わせると釣れることが!
広く探るトローリング向けのポイントですね。
早川水門
水が動くポイントなので魚が回ってきます。
かなり沖のブレイクラインを狙ったほうが釣果が上がります。
深良水門
よくデカいバスがいるんですが、だいたいエサのブッコミをやられてるのでスルーします。
ここは弱ったバスが休養に来たり子バスが育っているポイントでもありますので、いじめないように心がけたいですね(^^)
亀ヶ崎
この岬が馬の背になって沖に突き出していますので、その両サイドがドン深、狙い目です!
ハンパないモンスターブラウンを目撃したことがあります。
この先は小杉~立岩は小場所が続きます。
1ヶ所倒木が沈んでいてたまに釣れますが、あとはオーバーハングかシャロ―に回遊するバスを狙います。
このあたりで僕が好きな釣り方は、スローシンキングのミノーをフワ―っと引くやり方です。
やる気のなさそうなバスやトラウトも、わりと反応してくれます。
使用するミノーはこちら↓
そして立岩~百貫の鼻までは禁漁区です。目印のブイが浮いていますので禁漁区には投げないようにしましょう(^^
芦ノ湖ボート釣りポイント/百貫の鼻から元箱根
禁漁区明けの百貫から箱根湾までをご紹介!
百貫の鼻
サクラマスのポイントというイメージですがデカバスいます。
岸沿いが要チェックポイントです。
この沖は40mまでするするっとディープになっていきますので、スプーンを沈めていくとカケアガリを攻略できます。
レイクジギングの船もよくこのエリアで見かけます。
ポンプ小屋
最奥部のサーフです。
風裏になることが多く、休憩に寄ります(^^
魚もきっと休憩に寄ってくるんじゃないでしょうか。
子バスの多く見られる場所です。将来のランカーバスなので見守りましょう。
ムジナ窪
湧き水が豊富できれいな魚が多いエリアです。
ブラウンやイワナの実績が多く(自分実績)デカバスもディープから上がってきます。
おすすめはワンドの入り口付近でプロビアを使ったボトム攻略です。
箒ヶ鼻
箒ヶ鼻からこの先の平岩まで岩場の連続するエリアです。どの岩に魚がいるかわかるようになると上級者ですね(^^)
水通しもよく、トラウト、バス共に実績があります。
シーズン初期は岩陰にブラウンやイワナが着いていて、サスペンドミノーをステイさせたりして食わせます。
白浜
遠浅でボートで沖から攻めても何もないエリアなのでスルーします。
ライズしてたらスプーンを遠投してライズ撃ちぐらいはしましょう。
ここもセイケイ、養魚場と並んでフライフィッシングの人気ポイントなので、ボートで行くポイントではないでしょう。
トリカブト
白浜の岸から見ると右の岬のさらに奥で、ここが本当の岬です。
水通しが良く、岸沿いのブレイクラインを狙います。
玄人好きのポイントと言えますが、丁寧にやると釣れることもありますよ!
三ツ石の西側
大岩が続きます。
岩の間にバスやブラウンがいるほか、少し沖のボトム付近ではトラウトが釣れます。
水深20~30mラインが複雑で大岩も入っておりボトムは難攻不落です。よくフローティングミノーやセミで釣ります。
三ツ石
基本は岩場のシャロ―です。その沖のブレイクは大物回遊コースですので要チェックです!
ボート屋のおばちゃん曰く「いつも夕方に回ってくるよ」とのこと。
(くろさわボート2019年で引退しました。お疲れさまでした!後継は元漁協スタッフの鎌倉氏が営業しています(^^))
水位によって、プロペラが岩に当たったりボートが座礁しないよう十分気を付けてください。
箱根湾奥
ゆっくりクルーズしながら見えバスを探します。
途中の杭や桟橋には中型のバスが付いているので遠目から狙いましょう。
大島
湖の真ん中なのにここだけ水深4メートル。水中島の頂上にこのブイが立っています。
複雑な水流と日当たりで魚から人気のポイントです。
バスのネストで有名なポイントですので、その時期はそっとしておいてあげましょう。
トラウトのライズもよく起こりますし、ライズはミノーで釣れます。
南斜面や東斜面は急深、北~西は緩やかな斜面です。
季節によって攻略法が違って大変面白いポイントです。
スモラバでニジマスが釣れたこともありますし、産卵期以外でも常にネイティブバスが回遊してきます。
まとめ
早足で芦ノ湖を1週しましたがいかがだったでしょうか?
季節と、日当たり、風当たりによって重点的に時間をかけるポイントを絞って釣りを組み立てるといいと思います。
具体的には、春先は水が早く暖まるエリア、南向きとか遠浅とか。もしくは湧き水です。
逆に夏場は深場、湧き水、流れ込み、日陰、水流のうち2つ以上のファクターが絡むポイントに時間を割くべきでしょう。
通い詰めるのはめんどくさいので、これを見てサクッと行ってきてください。
皆様の釣果を期待してます(^^)v
最後に、あえてボートに1個だけルアーを持っていくとしたら僕はコレです。
芦ノ湖はクリアウォーターでよく見えるし、岸際の岩をゆっくり攻められるのでソウルシャッドがおもしろいですよ!
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