然別湖にしか存在しない孤高の存在、ミヤベイワナ。
ボートもよし、ウェーディングもよし。でもカヤック持ってる人はぜひ車載していってください!
然別湖はカヤック持ち込み可能なので、自由に自分スタイルでミヤベイワナを狙うことができます。
何しろあの然別湖にカヤックで浮いてるって孤独感、最高じゃないですか?
カヤックでミヤベイワナを釣るには?
エンジンやエレキが持ち込み不可なので、カヤック独壇場です。
ズバリ、車載してフェリーで行きます
道内の方は積めば行けますが、私などは大洗港からフェリーで向かいます。
ちなみにフェリーは夕方便と深夜便がありまして、両方乗ったことがありますが夕方便はファミリーや観光客が多く、深夜便はほぼ長距離トラックのお客さんでした。
夕方便は大洗港を19:45に出航→翌日13:30頃に苫小牧港に着きます。
一応レストランがあったり売店や自販機があるので食う飲むには困らない感じです。
展望風呂もあるので外が明るいうちに入りたいですね♪
船が揺れると風呂の湯があふれるくらい揺れる感じとか大変おもしろい風呂ですw
フェリー内では時間が有り余るので、シングルバーブレスのレギュレーションが多い北海道のために、フック交換タイムを作っています。フライの方はタイイングできますね。
客室は個室もあるので、ゆっくり寝たい人は個室を取るのがいいでしょう。
僕は他人のイビキが苦手なので個室派です。
苫小牧港~然別湖
約184km、約3時間のドライブです。帯広で1泊して行くなら、帯広駅前からは1時間ちょい。
道は空いていますが鹿が飛び出してきそうでコワい。
ちなみに帯広駅前には屋台村があったりして、帯広グルメも楽しみです♪
然別湖でカヤックを下ろすポイントは2ヶ所
さて然別湖についたらカヤックを下ろす場所を下見しましょう。場所は赤マルのとこです。然別湖温泉ホテル風水の階段下か、そこから車で3分のスロープです。
カヤックで沖まで行ってミヤベイワナを釣ろう!
もちろん岸近くでも釣れますが、せっかくカヤックに乗ったらやはり狙いは沖にいるグリーンバック!
カヤック遊びの可能な範囲
上の地図でいう「一般解禁区域」です。ブイが浮いていますので目標にします。
このブイ周辺や、岬の数十メートル沖を目安にスプーンで幅広く探ってミヤベイワナを探していきます。
キャストしてカウントダウン、表層から水面直下、3m、5m、7mといった具合です。
足漕ぎカヤックが超便利!風情を求めるならカナディアンカヌーですけど、釣りに集中したい人にはこれでしょうね。
ミヤベイワナはどこだ?
シーズン初期は水温が低く、ミヤベイワナが広範囲に散っているそうでなかなか群れが見つかりません。(魚探つければよかったかな?)
アタリがあったポイントも、カヤックが風で流されて思うように再度狙えません。
それでもなんとか、⑬のあたりで遠投して水深3m付近を探っていたスプーンにヒット!
おおっ!けっこういいファイトする(゜o゜)
慎重に寄せてランディングしたのはこちら!
来たっ!グリーンバック!
鼻の赤いオス。体長は30cm弱。
この胸ビレの大きさ!
まさにミヤベイワナ。
然別湖にオショロコマが陸封されて1億5000万年。
悠久の時を超えて存在するミヤベイワナ。
この美しい魚がいつまでも子孫を残していけますように。
カヤック持ち込みタックル
とにかく最小限に。ロッドはGolden meanのシンフォニアトラウト510フィート4ピース。
カヤックでは短い方が扱いやすのでこれ1本にしました。
しかもこのロッド、不意の大物が来ても大丈夫。50クラスのアメマスやイトウも釣っています。
スペースが限られる船上や渓流で大物がいるかもしれないポイントではキャストしやすく強さもあって信頼している1本です。
この値段でこのクオリティーは超お買い得でした!
カゲロウが留まってきた。ドライフライには出そうになかったけど、季節的にはアリですね。
今度はフライでも狙ってみたいな。
まとめ
然別湖はカヤックが出せる数少ない湖なので、カヤックお持ちの方はぜひ!
沖もいいけど、岸沿いを撃っていくこともできますし自由な遊びができるのは釣り人にとって最高ですよね♪
私の乗っているのはネイティブウォーターのプロペル。安定感もあり足漕ぎスクリュー式で移動が速いです。
他にもいろんなカヤックがあるのでぜひ専門店で相談してみてください。
きっと好みのカヤックが見つかりますよ!
横浜のカヤック屋さん、South Windのリンクを貼っておきます。