阿寒湖のアメマスは「金アメマス」と呼ばれ、他の湖にはないとても美しい体色をしています。
その金アメマス釣り、おすすめルアーとタックルを、いち釣り人目線で紹介します(^^)
阿寒湖アメマス用おすすめルアー/ベイトがわかさぎ編
6月初旬のベイトはワカサギ系、その後セミ系です。
では早速ワカサギ系おすすめルアーから行ってみましょう!
i-weaver
アシの中にワカサギが入り込んでいるような場合、アメマスも葦の中まで入ってきます。
普段は葦の沖のブレイクを回遊しているので、そこへワカサギっぽいルアーを送りこんであげましょう。
ロンサムスウィーパーは水温によってフローティング~デッドスローシンキングなので、重りを貼ったりフックを変えたりしてアタリを探すのも楽しいルアーです。
阿寒湖ワカサギ系最強パターンとしては、ブレイクのちょっと先に投げてフワ―っと沈めていくのが効くと思います。
セイラミノー
こいつもスローシンキング。ブレイクの先に投げてカウントダウン後、デッドスローに引いてきます。
いわゆるI字形ルアーですが、エラのところの穴に微妙な水流が通って、何やら独特のベイト感を出しています。
I字形ルアーのなかでも僕が最も好きな1本です。
マーシャル4.8g
距離を取って葦の沖に投げ、葦の中を突っ切ってきます。
アシの中にウェーディングしている場合は真横とか時には後ろにも投げて広範囲を素早くチェックするのに向いています。
あとは沖に投げてボトムを取り、ボトム付近で誘って食わせます。
ブレイクラインまで追尾してきて食うこともあれば、さらにシャロ―まで付いてきて葦の中まで入ってくることもありますので、リトリーブは最後まで要注意。
さらにインレット付近で、こちらもブレイクラインで食わせるパターンがあります。
いずれにしてもワカサギを追っているアメマスはバイトの勢いがありますのでガツ―ンとしたアタリを楽しめます(^^)
阿寒湖おすすめルアー/ベイトが虫編
ワカサギと入れ替えでセミパターンになります。
セミを意識したアメマスはワカサギそっちのけでセミにぞっこんになるので、シケイダーや福ゼミが断然有利になります。
シケイダー
シケイダー、タイニーシケイダーともに反応ヨシ!
湖岸でセミが鳴き始めたら迷わずシケイダーを投げ込みましょう。
管釣りスプーン
セミでもないパターンが存在します。
それが我々ルアーアングラーにとってはあまりなじみのないカゲロウのパターンです。
フライの人が詳しいジャンルですね。
これまでカゲロウを食っている時はルアーで釣れない説が蔓延していました。
しかし今回、モンカゲロウを食うアメマスのライズにスプーンを投げてみたところ
釣れるやん!
管釣りスプーン恐るべし。
これは comp 2.3 g でした。
サイズは1.8gから3g程度です。4g以上のスプーンはワカサギパターンに近いのかなと思います。
アンダー1gのスプーンは飛距離が出なくて使えません。
阿寒湖での管釣りスプーンの主な使い方は、ライズを目掛けてキャストして表層をテロテロ~っと一定のスピードで巻きます。
このためルアーではあまりやらない「ライズ待ち」をします。
ライズが遠いときは、たぶんあなたが立ちこんでいることでプレッシャーをかけているのです。
後ろに下がるか、下がりたくない時は1本の杭になったつもりで気配を消しましょう。だんだんライズが近づいてくるはずです(^^)v
阿寒湖のアメマスを釣る最適なタックル
最初はもうちょっと強いタックルで釣りしていたんですが、だんだん湖にアジャストしていきました。
実釣したかんじ、巨大なアメマスがいるわけでもなさそうでしたので僕はこのぐらいの強さがいいと思います(^^)
ロッドは柔らかくて長いめ
Go-phish 76 P2
柔らかいけどコシがあるのでデカいアメマスが来ても十分とれると思います。
しかも軽量ルアーが飛ばせるし、トップの釣りになったときでもしなやかなティップで載せることができます。
このロッド、東京湾でメバルからクロダイも釣っているマルチロッドです。
阿寒湖のアメマスはこれがよし。ただ数が売ってないので代用品としてはこちら、ダイワ メバリングX 78L-Sがいいでしょう。
この釣り方は、
- 小さいスプーンを使う
- ライズが遠いと遠投する
- 小さいバイトを拾う
- 多少の大物がでることもある
- 軽いミノーに付け替えることもある
以上の要素を考えるとメバリングロッドの中でも長めでパワーを持たせてあるメバリングX 78L-Sが最適かと!
リールはシマノなら2000番
Stella c2000でOKです。
これも最初は3000でやっていましたが、2000で十分でしょう。
僕は釣っているうちに管釣りモードになって、写真のようにExist 2004になりました。
性能はステラのほうが、という人もいますがこのレベルの釣りでは違いを感じません。
むしろビジュアル的にこのカスタムしたイグジストのほうが、管釣りスプーンを巻くのにしっくり来ます。それだけです(^^)v
このスプーンは、モンカゲロウがハッチしまくったこの日ヒットが集中した白です。
ラインはPE 0.3号、リーダーはフロロ5ポンド
最初は大物を想定して、PE 1号とフロロ12ポンドでやっていましたが2日目はPE 0.6号にフロロ8ポンド、3日目には何とPE 0.3号にフロロ5ポンドになっていきました。
釣れる魚と投げるルアーの関係で、この組み合わせがベストになったわけです。
想定していないと現場に持って行っていない道具なので、準備勝ちだったと思います。
こうやって準備段階ですでに荷物が増えてて、飛行機に荷物預けるときに超過料金払いましたけどね(笑)
まとめ
阿寒湖は確かに大物もいることはいると思います。
しかし今回6月の週末、連日50人以上が朝からウェーディングして人的プレッシャーが高まっている中で、狡猾な大物と出会うことはまずないだろう前提で、3日間で自分の釣りを修正して湖の状態にアジャストしていきました。
ベイトの問題も大きく影響しました。
その結果のライトタックルですので、もっとシーズン初期とか、釣り人が少ない時期なんかだとPE 0.6号にフロロ8ポンドでミノーを投げて釣りたいと思います。
これから阿寒湖に行かれる皆様の参考になれば幸いです。
あと阿寒湖はシングルバーブレスフックを1本しか装着できないので、管釣りスプーン以外は全部フック交換が必要ですのでお忘れなくー(^^)
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