芦ノ湖にもサクラマスが生息しているのをご存知ですか?
もちろんランドロックサクラマス、というか放流ですが、稚魚放流されたサクラマスが生き残ってフィッシュイーターとして逞しく成長した姿には感動を覚えます!
芦ノ湖のサクラマス
なかなかお目にかかれない芦ノ湖のサクラマスについて。
サクラマスの放流
2000年頃から稚魚で放流されるようになったようです。
ヤマメではなくサクラマスですから、稚魚(幼魚?)のうちからスモルト化させる技術ができたってことでしょうね。
放流量はさほど多くはないようですので、釣れたらラッキーというか、狙って釣るのは相当難しいと言えるのではないでしょうか。
サクラマスのサイズ
釣れるのは40~50cmが中心です。
まれに60cmを超す大物も釣れていますので、ボート屋のブログなどでチェックするとおもしろいですよ!
主な釣り方
芦ノ湖のサクラマスは主にトローリングで釣られています。
しかし。私はキャスティングで釣りたいので今日も湖岸にウェーディングしますw
芦ノ湖でサクラマスがトップに出る時期
芦ノ湖では夏の高水温時はトラウトの釣果はほぼ見込めませんので、春と秋で条件の良い時を探していくことになります。
湖岸のハコネザクラが咲く頃
秋のサクラマスはどうもボトム付近からなかなか浮いてこないようです。
たしかに渓流でヤマメを釣っていても、秋ヤマメはボトムに張り付いている印象です。
ということで、やっぱ春!
他のトラウト同様、ワカサギの産卵を狙っている時期があります。
しかも早春ではなく、箱根特有の桜であるハコネザクラが湖岸に咲き誇る4月頃、芦ノ湖のサクラマスは活発に湖を回遊し、ワカサギを捕食しています。
その時、1年で1回ともいえるサクラマスの水面での捕食シーンが見られるのです。
芦ノ湖サクラマスのおすすめルアー
あくまでも水面に限ってですが、筆者のおススメルアーです。
OSP Over Real wake63
弱ったワカサギが浮いていたら大チャンス!
オーバーリアルwake63をそっとキャストしたら、まず放置。その後すこーし動かして水面にできるかすかな波紋を楽しみましょう。
下からサクラマスがガバッと!(^^)
HMKL wake jordan75
ウェイクジョーダンは引き波をたててそっと動かします。
ストップした時のティンセル(毛)の揺れで魚を誘うイメージです。
ほとんど止めてて食ってきますので、アピールを最小限にすることを意識しましょう!
芦ノ湖のサクラマスポイント
ウェーディングでサクラマスを釣るならこちら。
岬
トラウトの中でも回遊性の高いサクラマス。
岸から釣っていて出会える可能性の高いのはやはり岬まわりでしょう。
しかも急深のカケアガリのある岬がベスト。
例えば芦ノ湖西岸では百貫とか箒の鼻ですね!
ディープの近いシャロ―
水面で釣ることを意識するとやっぱシャローです。
しかしサクラマスはシャローに入ってきてゆっくりエサを探すわけではありません。
シャローに「ちょっと寄り道」していく程度ですので、ディープというかサクラマスが回遊しそうなカケアガリからすぐに行けるシャローの入り口付近がポイントということです。
ディープが近いワンドの入り口あたりで、いかにも入って来やすそうなシャローがあればそこにフローティングミノーを浮かべて漂わせてみましょう。
シャローといっても水深は2~5m程度がいいと思います。そして広大なシャローフラットは必要なくて、ほんのちょっとベイトを追い込みやすい地形があればOKです!
水深を知るにはボートで行って魚探を見れば一発ですが、1万分の1の湖底地形図が地図センターで購入できます(^^)
おさらい
- 芦ノ湖のサクラマスがトップで釣れる時期は春
- サクラマスも弱ったワカサギを狙っている
- 岬まわりかディープが近いシャローの入り口がねらい目
- ティンセルの付いたフローティングミノーをローアピールで
では皆さま、貴重な芦ノ湖のサクラマスに出会えますように(^^)