芦ノ湖のトラウトアングラーでも、誰もが憧れるであろう幻の魚、イトウ。
今回は芦ノ湖を飛び出して、北海道は朱鞠内湖に行ってきました!
保護活動も行われていて、イトウを幻にしないために多くの方が協力しています。
その甲斐あって、いま最もイトウが釣れるかもしれないフィールド!として注目されています。
その朱鞠内湖でイトウを釣るためにどんな準備が必要なのか、まとめてみました。
朱鞠内湖へのアクセス
秘境だけどアクセスは悪くないのが朱鞠内湖。レッツゴー!
まず飛行機で旭川空港へ
羽田空港から旭川空港までおよそ1時間半。
沖縄より近いですねー。
ロッドは長いもの入れるケースに入れて預かってくれます。
モンスタートラウト用ネットも預けちゃいます。
次にレンタカーで現地入り
ワ-ルドネットレンタカーが安かったですね。
4日借りて12000円ぐらい。
旭川空港から朱鞠内湖まではおよそ1時間半~2時間の北海道ドライブ。
白樺の新緑、耕作前の田んぼに満開のたんぽぽ(^^♪
100kmほどあるので、僕のいつもの東京から芦ノ湖ぐらいです。
途中の川も魅力的ですが、雪代で難しそうだし、何より朱鞠内湖のイトウに集中したいので全部スルーして山を登ります。
・・・と言いたいところですが、途中の忠別川で釣りしてしまいましたw
結果は、でかいレインボーをバラしただけでしたが、川のポテンシャルを感じました。
雪代と代搔きが終わったら釣れそうですね。
北海道なのでガイド釣行もあります
ポイントが分からないとか、自分でアクセスするのが面倒とかも、北海道のフィッシングガイドなら全部まとめて面倒見てくれます。
必要なものを持って空港着いたら、空港に迎えに来てくれて、釣り場からホテルから全部連れてってくれますので楽チンです。
また、朱鞠内湖をボートで案内してくれるガイドサービスもあります。
こちらは夏季限定のようですが、自分で朱鞠内湖までたどり着けば、あとの釣り部分は全部おまかせというやつです。
とにかく北海道は広いしヒグマの危険もありますから、僕はガイド釣行でいくのも好きです(^^)
朱鞠内湖イトウ釣りのフィールド情報をチェック
未知のフィールドは事前情報が大事です。
解氷情報
春、解氷しないとイトウのキャスティングゲームが成り立たないので、解氷情報をチェックしていきましょう。
現地の気象情報は意外と発信されてるので、すぐ見つかります。
根掛かり対策
とにかく立ち木や切り株が多いとのことで、それ対策をせずにはいられません。
根掛かり回収機をロープ式のと棒状のものと、ナス型錘のものを用意して現地ヘ向かいます。
防寒対策
朝夕はかなーり冷え込みそうですが、日中はそうでもないようです。
雨や雪が降らなければ、ですが。
一応真冬の装備と、暑くなったら脱げる組み合わせで準備します。
シングルフックのバーブレスフックに交換
朱鞠内湖では自然保護の観点から、魚になるべくダメージを与えないことを前提としたレギュレーションが設定されています。
フックはシングルのバーブレス。
1個のルアーにフックは2個まで。
これだけでもかなりゲーム性が高くなりますね。
全部付け替える予定でしたがかなりめんどくさいので、普段からシングルで使っているルアーに関してはバーブをペンチでつぶしてOK!ということにしました。
ちなみにシングルバーブレスは太軸のコイツです
渡船の予約
陸っぱりで行けるポイントは限られていますので、やはり渡船が有利です。
現地スタッフから旬な情報を聴いてポイントを選びたいですね(^^)
渡船はレークハウスへ電話するか、ネット予約もできるようになりました。
今回は事前にネットで予約を入れました。
朝イチの渡船は4時です。3時起きですね( ゚Д゚)
朱鞠内湖は陸の孤島
最寄りのコンビニまで車で30分はかかりますので、街で買い物をしていきましょう。
今回は経験者のセンパイから、昼寝するためのレジャーシート、折りたたみいす、おやつ、を買ってくるといいと助言があったので買っていきます。
あとは部屋でゆっくり飲むための酒ですね。
宿泊したレークハウスしゅまりないでは、レストランでアルコール類の提供があるので買っていかなくてもOKです。
ウェーディングシューズのソールは?
フェルトソールがベストです。
赤土のぬるっとした湖岸が多いので、何でもすべります。
スタッドついてても赤土がソールに厚く着いてきて、厚い赤土ごとすべります。
あと船に乗るのでスタッドは船を傷めますから僕は履きません。
そしてタックルについてはコチラをご参考に。↓
朱鞠内湖のイトウ釣りシーズン
5月6月と10月らしいです(^^♪
春と秋がメイン
解氷してすぐの5月上旬がベスト、から6月ごろまで。
ただ産卵のイトウがいるのでそこは狙わないことです。
5月はワカサギの接岸がポイントになります。
6月はウグイの接岸を狙って岸際でイトウがフィーバーすることがあるそうです。
あとは水温が下がる秋シーズンですね。
春イトウは産卵が終わってひょろっとした個体が多いのですが、秋はコンディションの回復したごっついイトウとファイトできます。
夏はガイドサービスで行けそうです
陸っぱりの厳しい夏シーズンは、ボートでポイントを移動しながらキャストしていくガイドサービスがあります。
値段はそれなりにしますが、かなりおもしろそうです!
釣りできる期間と時間帯
5月1日から12月10日までは日の出から日没まで。
冬季は日の出から4時までです。冬季って氷に穴開けてやるんだろうか?
ルアーをキャスティングできるのは通常のシーズンですね。
釣り券は1日1100円です。
朱鞠内湖イトウ釣りの宿泊事情
釣りに専念したい人しか行かないと思うので、やっぱ湖畔の宿がベスト。
宿泊はレークハウスしゅまりない
湖畔にレークハウスしゅまりないがあります。
ここはNPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターがやっている宿泊施設で、まさに朱鞠内湖のイトウ攻略のキモとなる基地です。
イトウ釣りの情報満載、渡船の予約もできますし、スタッフもみんな親切で素敵な宿でした。
めしも美味い!!
NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターのHPはこちら↓
キャンプ
湖畔でキャンプもできますので、季節が良ければキャンプもいいですね。
キャンプ場の目の前もイトウ釣りポイントですので、ルアー投げてる子供もいました。
近くの街に泊まる
士別か名寄が最寄りの街ですが近くはないです。
温泉や飲み屋もありますし、街に泊まって飲みに行きたい人などはそれもいいかと思います。
ついでに天塩川や名寄川も釣りたい、という場合は1泊は街に宿泊するのもありかと。
朱鞠内湖イトウ釣りの準備のまとめ
朱鞠内湖でイトウ釣りをする準備としては、
- 宿・飛行機・レンタカー・渡船を予約する
- 解氷情報など気象情報をチェックして装備を整える
- フックをシングルバーブレスに交換
です。
滞在期間としては2泊3日想定のモデルパターンとしては
- 朝イチのフライトで行けば午前中に朱鞠内湖着
- 14時の渡船で日没まで釣り
- 2日目は朝4時の渡船、昼は宿に戻って昼寝。または戻らずに湖岸で昼寝
- 14時の渡船で日没まで釣り
- 3日目も朝4時に渡船して帰りのフライトに間に合う時間まで釣りと昼寝
こんな感じです。
3時起きですから昼寝の時間を作っておくことが、最後まで遊びきるコツかと思います(^_-)
あと湖岸でちょっと腰掛けるのに活躍した折りたたみ椅子や↓
湖岸で寝転ぶのに活躍した保温レジャーシート↓
こういうのがあると便利です!
景色だけでも最高な朱鞠内湖ですが、準備万端ででかいイトウを釣ってください!
皆様のご武運を祈ります(^^)
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