朱鞠内湖のイトウをガイドに案内してもらう
他では見られないような美しい景色と美しいイトウを求めて、贅沢ツアーのスタートです!
船でポイント移動
ミスター朱鞠内湖、中野氏にガイドしていただきました。
他にも若いガイドN岡くんはとても気が利く親切なナイスガイ。
行けるポイント
渡船では行けないポイントを目指します。陸路を歩いていくにもヒグマの生息地ですから簡単に遠くまでは行けません。
まあ、おまかせで連れて行ってもらいましょう!
実釣!イトウガイドツアーin朱鞠内湖
朝は5時出発を指定。すっかり明るくなっていますが人のいないポイントに向かうのでOKでしょう。
朝イチ、いきなり美しいイトウ
ヨーロッパの湖のような美しい景色の中を、最初のポイントへ向かいます。
水温の上がった6月の朱鞠内湖では、やはりインレットが有望ポイントです。
川幅も狭くなってきたところでスタートフィッシング。まずはフローティングのジョイントミノーを躍らせます。
開始10分、いきなり水面が炸裂!
中型ながらもトルクのある引きで楽しませてくれました!
ブレイクラインで下から食いあげてきた若いイトウ。
まずは最初の1本に胸をなで下ろします。
船から降りてウェーディング
ここはもっとイトウがいそうなので、上陸して丁寧に探りますがノーバイト。
さらに次のポイントへ向かいます。
さらにイトウ。サイズアップか
水深1mほどの岸際ギリにキャストを繰り返します。するとまたもフローティングのジョイントに食い上げてきました!
このイトウも本当に美しい!傷ひとつないピカピカの魚体です。ナイス朱鞠内湖!
やっぱシングルバーブレス大事ですね(^^)
この2本のヒットはハンクルのAlive Baitでした!
シケイダーに鯉
朝食後、別のインレットに移動しウェーディングでイトウを狙います。
しかしここで食ってきたのは~
まさかの鯉!鯉ってセミ食うんだ(゚Д゚;)
強烈なファイトでした。
昼食はホテルに戻って蕎麦
この辺りは有名なソバの産地なんですね。
香りがよく、大変美味しゅうございました!
軽く昼寝してから午後の部へ出撃です。
夕刻、満足の1本!
夕刻は大物を求めて。枯れた柳が冠水して独特の雰囲気をつくっています。
この中にはベイトがいるのでイトウが回遊してきます。の予定でこのキワをミノーで攻めますがなかなかイトウの姿が見えません。ライズもなし。
そんな時は底でしょうね。スプーンを沈めてボトムでアピールするとあっさりヒット!
しかもデカい!明らかに午前の2本とは違うパワーで湖底にゴンゴンと突っ込みます。
ようやく水面近くに浮いてきた魚体はうっすら婚姻色をまとった大型のイトウ!
船べりでなおも激しくファイトします。シングルバーブレスなので慎重にテンションを掛けながらネットに誘導し、遂にネットイン!
カッコイイ(*´з`)!!
巨大魚の風格が漂い始めています(^^)
マッスル!腹筋割れてますね。
88cmの雄でした。
背びれや口回りの傷が、産卵期に他の個体と争ったことをリアルに物語ります。
イトウはサケ科のなかでも、一生のうち何度も繁殖する種なので産卵後の荒食いがあります。
これがイトウの春パターンなのです。
ありがとう―!
メーター越えたらまた会おうな(^^)
朱鞠内湖イトウガイドツアーのタックル
船から狙う場合と、上陸してウェーディングする場合があります。
狭いポイントも攻めに行くので、短めのロッドが取り回しが良くおすすめです。
ロッドはボートシーバス用
東京湾のボートシーバスをはじめ、ボートからのキャスティングゲームで大活躍のテーパー&シェイプ ベイハート67MHB
これ1本で行けますね!メータークラスのイトウがかかっても対応できるパワーがあり、そこそこ軽いルアーも投げられるというありがたいロッドです(^^)
硬いけど曲がり方がイイのでいろんなターゲットに使えます。
もしこういう竿をお持ちでない方にはおススメのボートロッドです!
リールはステラ3000クラス
リールはステラC3000HGM。信頼のステラでドラグを鳴らしまくりましょう。
ラインはPE1.2~1.5号、リーダーはナイロン16~22lb
これより細いのは不安。フックがシングルバーブレスなので、テンションかけつつファイトするにはリーダーはフロロよりナイロンがおススメです。
朱鞠内湖イトウガイドツアーおすすめルアー
今回反応が良かったのは
- ラパラCDJ7
- HMKL Alibe Bait
- BUX 9.3g
- 大美蝉
といったところです。
詳しくは朱鞠内湖おすすめルアーベスト5のページにまとめましたのでご覧ください(^^)
まとめ
朱鞠内湖のイトウ釣りは、景色やアプローチをはじめ魚そのものまで、本当に特殊だと思います。
全てにおいて浮世離れしているというか、ワールドクラスというか。
しかもプライベートガイドって、これまでの私のイトウ釣りの斜め上を行ってしまいました。
そこでこの超カッコイイ大イトウですから、この感動はもう成層圏到達不可避です。
はっきり言ってめちゃくちゃ楽しい。色々な経験をしてきたからこそこれが超特別だということが理解できるし、ああ大人になってよかったなみたいな、何の話か分からなくなってきましたがイトウ釣りにはそんな不思議な魅力が詰まっているんです。
こんな素晴らしい舞台を提供してくれるNPO法人朱鞠内湖ワールドセンターの中野さんをはじめスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。
これからも素敵な朱鞠内湖とイトウたちが釣り人と共にありますように(^^)