ロシア遠征中の食事って気になりますよね?
店もないような辺境の地で一体何を食べて毎日釣りをするのか。
ロシア風の味付けや調理法ってどんな感じなんだろうか??
行ってみたところ、ぜんぜん心配いりません!
僕が釣り旅で食べてきたものの一部を紹介します(^^)
ロシアンシェフのロッジめし。スープ編
まずスープがうまいんです!ほぼこの2種類。
ボルシチ
言わずと知れたロシアンスープの代表格。
カムチャッカは寒いので、4種類の野菜しか収穫できないそうです。
その4種類、ジャガイモ、キャベツ、ニンジン、ビーツ(赤カブ)を全部ぶっこんで煮たのがボルシチです!
仕上げにサワークリームを溶かしながら飲みます。
Amazonで発見。
ウハー
魚のスープ全般のことをウハーといいます。
これがボルシチとは違って、まず魚のダシが出てて旨い!
しかも釣りの途中で適当な中洲に立ち寄り、昼飯用のガリエツを数匹キープしてから焚き火で作るウハーのうまさは格別です。
シェフのこだわりはハーブを入れてからの煮込み具合です(^^)
ロシアンシェフのロッジめし。野菜編
野菜のバリエーションは少ないようですが、健康志向が流行ってきているので今後増えると思います。
サラダ
ロシアでもきゅうりやトマトはビニールハウスで栽培できるようになって、生食野菜が増えたそうです。
ネギは長いまま出てくることが多いですね(笑)町のレストランでもそうでした。
ピクルス
写真左の皿が、にんにくの芽とトマトのピクルスです。
ウォッカに合います(^^)v
真ん中の皿はゼンマイの煮込みで、和食に近いものです。
ピクルスは各家庭で保存食として作るんでしょうね。それをツマミにしたりパンに乗せたりして食べます。
ロシアンシェフのロッジめし。魚介編
新鮮な川魚(しかもデカい!)が獲れますので、毎日魚料理です。
タイメン(イトウ)の肝焼きと筋子
確実に栄養満点!こってり感ハンパなかったです。
イトウの肝ってデカいんです。鳥のレバーみたいなサイズで白い。甘辛く煮てあげたいわー
サーモンやトラウトのソテー
こちらはサクラマス(シーマ)のソテー。焼きすぎると身の水分が飛んでパサつきますので半生ぐらいでお願いしたいところですがいつも焼き加減はウェルダンです。これはこれでビールが進みました。
塩を振って30分とか一晩置くとかしないので雑な料理が多いのは否めませんが、何しろ目の前の川で撮れたて。素材の良さで勝負してきます。
奥は花咲ガニの塩ゆで。タラバよりカニの味が濃くて旨いですね!
イトウの生ハム
30年以上もイトウは幻の魚だと思っていたのでこれには驚きました。
風乾で半生にしたのをスライスして食べると、鮭よりも淡白で鱒っぽい味がして独特の旨味があり、雰囲気すごくロシアを感じます。
当然ウォッカに合います。
ヌマガレイの干物
これは皮も身も硬くて切り分けるのが大変なのですが、滋味あふれる旨味があって大変おいしいものでした。
サーモンのグリル
塩コショウ、ハーブを付けて炭火で焼きます。
素朴でワイルド、男の手料理ってかんじです!
ガリエツのオーブン焼き
輪切りにしてレモンスライスを挟んであります。
醤油をかけて食べるとGOOD!
タラバガニ塩ゆで
美味くないわけがない!!
ちょいちょい出てくるイクラについては、スーパーで売られているイクラがとんでもないことにー!
ガリエツハンバーグ
付け合わせはソバの実、にんにくの芽、キノコのソテー
ガリエツのソテー
これ主食でいいと思いました(^^)
ガリエツのホイル包み炭火焼き
ランチのお楽しみ。
ほんのり炭火の香りが付いた逸品。
手前の黒パンに、奥のボウルに入ったにんにくと玉ねぎのスライス、豚肉の塩漬けを乗せて食べるのがロシア風。
まとめ
どれも大地の恵みを感じる素朴で力強い料理でした。
ロッジにはシェフまたはおばちゃんがいて、釣り途中のランチではガイドがシェフになります。セルゲイ、バーシャ、毎日ありがとうございました(^^)
ロシア滞在中はいつもこんな感じの自然食ですので、体が元気になりますよ!
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