芦ノ湖の陸っぱりってどう攻略するんですか?
と聞かれることがよくあります。
芦ノ湖は陸っぱりだとポイントが限られますので、まずウェーディングすることをおススメします。
ウェーディングでは持ち物をコンパクトにして釣りに集中するために、ロッドやリール以外にも快適な道具を選ぶことが重要です。
ここでは僕が実際に芦ノ湖のウェーディングで使用している道具を紹介していきます。
ご参考になれば幸いです(^^)
芦ノ湖でウェーディングするおすすめタックル
僕はミノーでの釣りがメインなのであまり長いロッドは使用していません。
7フィート台で10g程度のルアーが投げられるロッドと、リールはシマノだと3000番のものを合わせます。
ロッドの硬さとしては、僕は魚がかかった時に「曲げて獲る」タイプが好きなのでこの2本↓
ロッドは7フィート台でこの2本!
良く曲がり、粘り強い1本。
魚を寄せてくれる力があります。
しかも軽いルアーもよく飛ばせます。
pe1号との相性が抜群です(^^)
そしてもう1本がこちら。
見た目以上にバットにパワーがあって強いです。
良く曲がるので魚が無駄に暴れない=バレにくい。
pe0.8の相性が特によく、曲げているときに安心感があります。
全体的に柔らかさもあるので、真夏のトップウォーターゲームにも使用しています。
でも上記2機種、廃盤なのかなかなか売っていません。
そんな時は、本流トラウト用の硬すぎないものか、バス用のミディアムライトの長め(6.8ftとか)や、シーバス陸っぱり用の短め(7ft台)などで探しましょう。
実際に使ってないロッドのおすすめはしたくないので、ぜひ釣具屋さんで試してみてください。
店員さんは釣り具大好き人間しかいないはずなので、きっと丁寧に教えてくれます。
リールはやはりステラC3000
ハイギア(HG)でスプールは深すぎない(M)やつです。
上記2本のロッドに対して、リールの重さがベストマッチです。
これより軽くても重くてもバランスが狂うのでこれがお気に入り。
デザイン的には最新ステラよりこの14ステラが好きなのですが、もし壊れたら中古を探すしかないな~。
大事に使おうっと!
最近ではABUのリール使ってる人も多いし、シマノでもステラ1台の値段でツインパワー2台買えるし、220gぐらいのリールで2500番、Complexとかもいいですね。最近のリールはそんなにハズレもないので使ったことないものに挑戦できますね。
ハンドルノブは夢屋の花梨ハンドルノブにチェンジ。
見た目の美しさだけでなく、手触りが良くて気に入っています(^^)
1日中巻いていたい(笑)
ちなみにカスタムパーツはHedgehog-studioでそろいます!
ラインはPE1号
バリバス スーパートラウトアドバンス マックスパワーPE x8
PE0.8号か1号が標準です。
強度も十分だし飛距離も出せます。
キャスティング用には、やはり8本編みで表面が滑らかなPEがいいです。
そしてPEラインにはラインコーティング剤をスプレーしましょう。
ノンガスタイプなので遠征にもGood!
リーダーはフロロ10lb
フロロの8~12ポンドが標準ですが、もっと太い人もいます。
自分のタックルバランスで最適な太さを選んでください。
ルアーによっても使い分けていて、ボトムやるときは太目です。
フローティングミノーを使う時でも、比重の軽いナイロンリーダーを使う人もいれば、ナイロンは糸が浮いて魚に見切られるからフロロという人もいます。
沈めるルアーの時はやはり比重の重いフロロを使います。
ちなみに僕はだいたいフロロです。
しかもこのジョイナーボスメントはカラーがライトブラウンなんです!
魚に見えにくいらしい!
芦ノ湖でウェーディングする装備
ウェーダーも最初は何を選んだらいいか謎ですよね。そんな方のためにおすすめを書いておきます。
低水温期はハイブリッドウェーダー
芦ノ湖は山上湖ですから平地よりも気温、水温ともに低く、水に浸かってるとかなり冷えます。
4月になっても水温は10度以下、4月後半で13度ぐらいになってきます。
寒い時期はネオプレーン素材のもの、夏はゴアテックス素材のものを使用します。
僕はだいたい、3月4月5月、11月12月はネオプレーン、6~10月はゴアテックス素材のものを使用しています。
寒がりなんで、水温でいうと17~8度ぐらいを境目に。体が冷えると良くないので暑いぐらいにしています。
そして大事なのは、ポイントまで道路や山道を歩いていくことも多いので、ブーツフットではなくソックスフットを使用してウェーディングシューズを履く方が断然歩きやすいです。
またディープなウェーディングはポイントを潰すし魚に余計なプレッシャーを与えますので、「浸かっても太もも以下」にしています。
何より危ないので無駄に深く浸かるのはやめておきましょう。
遊覧船の波も起きますし、深く浸かっているとウェーダーの浮力もあって「フワっ」となることがあります。
これは非常に危険なので絶対に気を付けてください。
「もも以下」で低水温期にウェーディングする、ポイントまで徒歩で行くなら、最適なのはハイブリッド型のウェーダーです。
これはもも以下だけがネオプレーンでできていて、足元が暖かく上部は軽快で動きやすいという優れものです。
多少重いけど歩けば気にならないくらい(^^)v
夏はゴアテックスのウエストまでのもの
少しでも涼しくするにはチェストまで要りません。ウエストハイが最適です。
見た目もそんなに悪くないかと!
ウェーディングシューズは安定感重視
ソールは最初に付いてるフェルトソールです。
滑らないものといえばピンが打ってあるものか、アルミバーで滑り止めが付いているものですが、芦ノ湖では普通のフェルトソールが使いやすいです。
このコーカースのデビルズキャニオンはとてもガッチリしていて足元に安定感を与えてくれます。
コーカース バックスキンも少し軽くて秀逸。
フローティングベストは見た目で選ぼう
Go-Phish V-one VEST
「フローティングベストはデザイン的にちょっと・・・」という方のために、これならカッコイイよ!というものがこちら。
僕は単独釣行も多いのでもし滑って転んだら、という時のために必ずフローティングベストを着用しています。
素材とデザインがカッコイイ!
ランディングネットは内径60cm
芦ノ湖で大物を狙う人が使うのは内径60cm以上のものです。
釣具屋ではモンスタートラウト用として売られていて、柄や枠が好みの形を選びます。
またネット部分の素材ですが、魚のヒレが裂けるのを防ぐためにはラバーコーティングで目の細かいものがおススメです。
内径は50cmぐらいですが杉坂ネットのサクラマスネットがちょうどいいサイズです。
魚をできるだけ傷つけないように我々アングラーができることですので、大事な魚を守るためにもぜひ心がけたいですね(^^)
偏光サングラスはイーズグリーンが最強
ポイントを観察するために必要なアイテムです。
追ってきたトラウトも視認できたほうが倍楽しいのです(^^♪
カラーとしては曇りでも薄暗いときでもよく見えるイーズグリーンが最強かと!
晴天時と、曇天やマズメ時で使い分けたいところですが、ウェーディングは持ち物を減らしたいのでイーズグリーンを1本かけていけばOKでしょう!
そして、おすすめルアーについてはコチラをどうぞ。
芦ノ湖ウェーディングに持つべきアイテム
より安全で快適な釣りのために、そして上達のためにあると便利なグッズたち。
水温計
水温変化に気を配ると釣果が上がってくるのは本当です。
毎回測っていると、おぼろげながらも水温と魚の行動パターンが予測出来てきます。
一筋縄ではいきませんが、そういう意識で水温の変化に気を配り、水中の季節の変化を感じながら釣りをしていくのは単純におもしろいものです。
ペットボトルホルダー
特に真夏など暑い日は水分補給にも気を付けないと脱水症状に陥りかねません。かさばるペットボトルは腰からぶら下げておくといい感じです。
ヘッドライト
ウェーディングで釣りに夢中になっていて、ふと気が付くと暗い、ということはよくあります。
特に芦ノ湖の南側(三ツ石、白浜方面)は夜になると真っ暗です。
万が一遭難した場合に発する危険信号にもなりますので、必ず携帯しましょう。
明るさ的には、明るくしておいて損はないので強力なものがおすすめです。
糸くず回収機
リーダーを結びなおす時や、落ちてるラインを拾う時、丸めて収納しておくのに超便利です。
「来た時よりも美しく」と思ったらラインは捨ててはなりません。
誰かが捨てたラインもこれを持ってることによって拾ってあげる余裕が生まれますので、ぜひ皆さんこれを携帯していただきたいと思います。
芦ノ湖ウェーディングタックルのまとめ
安全第一と防寒対策が重要です。
あとはゴミを残さないために持っていくもの。
それ以外は、好きなもの持ち込めばいいと思います。
好きな道具で、好きなことをやる。最高ですねー!
装備は少しづつ揃えるといいと思います。
まずは芦ノ湖へGO!(^^)!
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