青い海、青い空、今年もシイラの季節がやってきた!
というわけで世界一スレている相模湾のシイラにチャレンジです。
相模湾のシイラのタックル
そんなにヘビーな物は無用です。程よくいきましょう。
ロッドはシイラ用
僕はOLTEGA(廃盤になってしまいました)の66MLとパームスのコーラルスター、7フィートMHです。
シイラ用は各メーカーから出ていますが、相模湾には相模湾仕様のものが合います。
ボートシーバス用だと弱いので、やはりオフショア用がおススメです。
僕は古いのを使っていますが、新しいのだとパームスのシーラプチャー76MHが気になっています(^^)
リールはソルト用でパワーのあるものを
僕はSTELLA SW6000とTWIN POWER 6000です。
相模湾のシイラを釣るには、パワー感ではステラ4000でも行けると思いますが、巻き取りスピードやロッドとの重量バランスを考えて6000がいいでしょう。
ラインはPE2号
シイラはご存知「万力」の異名を持つパワフルな魚です。
相模湾にも時々1m30cmとかのシイラがいますので、1.2号では不安です。
瞬時にかかる負荷は相当なものがありますので結束部の強度を考えて、2号にしておいた方がいいでしょう。
リーダーはナイロン40ポンド
個人的にはフロロはこのぐらいの太さになると硬すぎて結び目がちゃんとできているか心配になります。
あとファイトが強烈でジャンプしたりダッシュしたりしますので、多少伸びがあったほうが安心です。
というわけでリーダーはナイロン40lbを2mぐらい付けましょう。
スナップは通用しない!スイベルとスプリットリングで自作しよう
ちょうどいいのがないんです!
しょうがないから僕が最強と思うものを自作してますので紹介します。
これで大丈夫。
スイベルは破断強度50lb以上のもの、これにスプリットリングを付けます。
スプリットリングは直径大きめのものにしてください。小さいとルアーの付け替えができなくなります。
スナップはつけません。僕は以前、100ポンド表示のスナップをメーターシイラに伸ばされたことがあります。
直線強度が100ポンドあっても、魚はまっすぐ引っ張ってくれるわけじゃありません。
ねじれにはスナップは弱いのです(>_<)
なので自作することをおススメします!
ただルアーチェンジが面倒くさいので、デカシイラがいない時はスナップでやっています。
相模湾シイラ対策のおすすめルアー
相模湾=スレている。
ですので、トップで釣ることにこだわるとボウズが待っています。
もちろん活性の高い日はトップにバンバン出てくれて「やっぱシイラ楽しい~!」となるんですが、天気や潮でシイラの気分も変わりますのでトップで出なかった時のバックアッププランが重要です。
TDソルトペンシル
どこでも売ってて超釣れます。
やる気のあるシイラならTDソルトペンシルの高速トゥイッチにすぐ反応してきますので、ぜひお試しあれ!
水面で泡立てながら、とか水面直下でトゥイッチとか、波の上下に合わせてコントロールしたりといろいろできます。
船でミヨシに立ちたい人もぜひこれを使って水面でスプラッシュしてみてください。
ミヨシで9cmのシンキングミノーとか投げないでくださいね(^^)
ジャークベイト
シイラはジャークベイトが大好きです!
シーズン序盤と台風後などの条件の良い時以外、相模湾でシイラがトップに出ることは残念ながら少ないので、まず1匹!という方は迷わずジャークベイトを投げましょう。
ポッパーは後で、余裕ができたら投げればいいと思います(^^)
使い方は、船が止まったけどシイラが目視できない時は大きめのジャークで誘います。
シイラが見えてる時はシイラの進行方向の先に投げて、泳いでいるレンジまで沈めてから小さくトゥイッチするとシイラのやる気スイッチが入って体色が変わって突進してきます。
バイトがあったら合わせ、追い合わせをガッツリ決めてやりましょう。
ジャンプを繰り返すスーパーファイトはたまりません(^^)
また相模湾のシイラ船はバーブレスフックなので、ファイト中はラインテンションを緩めないように注意してください。
そのためにリーダーはナイロンの方がフロロよりファイトしやすくなります。
PEに慣れていない人はナイロン20ポンド直結でいいでしょう。
メタルジグ
遠投が効いて、アクションもできて、フォールでも誘えるものがおススメです。
僕はムーチョルチア35g45gさえ持ってればいいと思います。
レンジが深そうな時や、後半で疲れてきた時などはムーチョルチアを投げています(^^)v
トップも持っていこう!
凪で晴天!という「シイラ日和」を選んで釣行できることは少ないものです。
自分が行ける日にシイラの活性が高い日が重なることは意外と少ないのが現実です。でも活性の高い日に当たれば水面が炸裂する大興奮のトップゲームが楽しめます!
では活性が高い日というのはいつなのかというと、ずばり台風後です!
新しい群れが入ってきてルアーを見たことないシイラがたくさんいる時はトップです。
しかし連日あれだけのアングラーに攻められ続けて相模湾内でストレスをためているシイラたちは、2~3日もするとトップに反応が鈍くなります。
するとポッパーから、水面直下のペンシル、ジャークベイト浅め、ジャークベイト深め、ジグ・・・という風に釣れるレンジが変わってきますので当日の海の様子をよく見てルアーをセレクトしましょう。
スレてても朝イチならトップにも反応します。
相模湾のシイラ釣りに持って行くもの
6時間ぐらい天日にさらされることになるので熱中症や日焼けにも注意が必要です。
船酔い対策にはアネロン
酔い止めは各種ありますが、アネロン1択でしょう。
乗船30分前には服用しましょう。
あとは前日よく寝ることが重要です。
日焼け止め、長そで
陽に焼けると無駄に体力を消耗します。
できるだけ長袖着用で、露出している部分には日焼け止めを確実に塗っておきましょう。
偏光グラス
紫外線が強烈なのと、ルアーが飛んできたりする事故防止のためにも何でもいいのでサングラス着用でよろしくです。
水分はたっぷり2L以上
晴れてるとハンパなく汗かきます。多めに持って損はないでしょう。
ペンチはロングノーズ
シイラは船上でめちゃくちゃ暴れます。
フックを外そうとしてシイラが暴れてフックが刺さる、ってよく聞きますよね。
ルアーもでかいし魚も長いので、ペンチは長いものがマストでしょう!
まとめ
やっぱボウズはいやです。乗船したからにはまずシイラ1本釣りたいですよね。
そのためには、
- 台風後の凪がねらい目
- ポッパーには夢があるけどジャークベイトを忘れない
- 慣れたらトップ系も投げて水面を攻略する
- タックルはシイラ用。専用のものが使いやすい
- よく寝てアネロンも飲む
この夏、ぜひシイラの強烈なファイトを味わってください(^^
あと外道でマツダイも釣れます。
こちらも魅力的なターゲットですのでぜひ狙ってみてください。
では安全第一で楽しい釣りをー!(^^)!
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