スジアラ(アカジンミーバイ)ボートキャスティングの時期
6月はスジアラのスポーニング
ボートキャスティングの重要性
スジアラを求めて。甑島へのアクセス
6時半に羽田から飛べ!
- 6:30のスカイマークで羽田から鹿児島空港へ
- 到着後レンタカーで串木野港へ
- 11:20のフェリーに
- 12:30甑島の里港に着
しかも6:30が欠航になって、7:25発ソラシドエア―に変更!
フェリー久々に乗ったわー
宿泊は港に立つホテル、エリアワンで
島には民宿があるようなないような・・って感じです。ビジネスホテルが1件ありますのでそこにチェックイン。
適当に軽食を食べて釣りに行きます。
夕方の海へ、スジアラを釣りに
シャローを沖からランガン
小回りの利くちょうどいいサイズの釣りボートで、スジアラの潜む地磯を沖側から狙い撃ちしていきます。
海流が激しく、複雑な流れをつくっています。ポイントに近づくと半端ない数のキビナゴが!水面からボトムまでびっしりとキビナゴの大群です。
このベイトの数は本命スジアラが期待できそう!
ちなみに甑島の漁師はマダイよりキビナゴが儲かるそうです( ゚Д゚)
まずダツがヒット
シンキングミノーをいい感じの沈み岩あたりで巻いているとメーター級のダツがヒット。
危ないので細心の注意を払ってフックを外します。
同行者にスジアラヒット!
さらに海岸線を流していきます。スジアラはディスタンスが必要なようで、かなり遠目から35gのミノーをフルキャストしてシャロー側を狙います。これはかなりハードな釣りです。
しかもアクションよりもとにかく「高速巻き」がマストとのこと!
開始早々容赦なく体力を使っていきますがやむなし。
とここでいきなりS氏にヒット!
強烈な突っ込みから引きずり出したのは本命のスジアラ!
沖縄ではアカジンミーバイと呼ばれ根魚最高級の名を欲しいままにしているスジアラです!
西表島で釣った時は真っ赤でしたがこいつは黒っぽい。シャローだからでしょうか?婚姻色かな?
とにかくカッコイイ本命スジアラ。いきなり居酒屋が頭をチラつきます。しかしちょっと小ぶりなのでリリース。
さらに次のポイントでS氏に1度アタリがあったあと、次のキャストでヒット!
また黒っぽいスジアラです!同じようなサイズですが若干サイズアップ。
ミノーの食い方はどちらもテールフック1本。高速巻きゆえに後ろから追尾してきて何とか追いついて食っているのでしょうか。
しかし遅くすると全く当たりません。ポッパーなどの遅いルアーにも反応は悪く、いつも釣れないそうです。
さて本番、私もスジアラ釣りたい!
昨日からの修正ポイント
まずディスタンスが必要なので、PE3号から2号にチェンジ。
リーダーも60ポンドから40ポンドに変更し、長さも1mにカット。
ラインとロッドにフッ素コートを施して遠投仕様にします。
フッ素コートするとライントラブルも少なくなるのでおすすめです!
ノンフロンタイプなら遠征にも持って行けますので超おすすめです(^^)v
遂に来た!デカいスジアラ!
ゴリゴリの磯を沖から狙い、気持ちよく飛距離を楽しんで高速巻きしているといきなりゴンっ!と鋭いバイトが!
ドラグをキツキツに締めているので魚のファイトがダイレクトに伝わってきます。
凄いパワー!バイトの瞬間に根に帰るために反転しているんでしょう。いきなり主導権を握られそうになります。
たぶんかなりいいサイズ!ゴリゴリに巻きます。頼むぞステラ6000!
磯際から無理やりぶち抜いたのは本命のスジアラ!
やったぜ3キロ級!
初速でドラグ出されたら獲れないかも。ワールドシャウラ2754もいいチョイスでした♪
釣り上げるとキビナゴを吐きました。やっぱキビナゴ食べてるんだ。
外道のタマンも強烈ファイト
一度その一帯を流してから再度同じポイントに入り直し、先ほどスジアラが釣れたポイントに差しかかったその時、またヒット!
しかも今度はもっと引く!もの凄い突っ込みとキレのあるファイト!
スジアラならさっきの奴よりでかい。一体なんだ?
さっきのスジアラで締めたドラグが簡単に引き出されます。
さらに限界までドラグを締めてガチンコファイト!
シャローから引きずり出して上がってきたのはタマン!
ナイスファイト!
同じぐらいのサイズですがタマンの方が引きました。
これもワイルドで美しい、いい魚です!
お土産のアカハタ釣り
アカハタのタックル
ひと回りライトなタックルでボトムの根魚を狙います。
ジグヘッドのウエイトは重いのですがバーチカルなので、このぐらいのロッドでぜんぜん問題ありません。これのベイト2752-R5 があるのでちょうどいいかも!
この釣りならステラとか全然必要ありあせん。2020年モデルからLTになったレブロス4000で快適でした。
ライン:PE1.5号にフロロリーダー20ポンド
ワームは何でも良さそうでしたが、ケイムラが効くそうです。
意外とアカハタは甘くなかった
ソナーと魚探の反応をみてベイトを探し、水深20m~30mぐらいを狙ってジグヘッドワームを落としていきます。
なかなか釣れずに時間だけが過ぎていきます。おかしいな、こんなはずでは?と思いながらボトムでリフトアンドフォールしているとゴゴンッ!とヒット。
なんとか1匹!
鋭い歯があるのでバス持ち無理。
カニを吐きました。
3人で4匹というアカハタ釣りでした!意外ですよね。
甑島に行った人によると、「アカハタ入れ食い!」とか「無限に釣れる!」なんて言ってますが、おそらく数年前の話で今は昔になっちゃったんでしょうね~。
根魚はご存知の通り成長も遅く、美味しいから持ち帰りが主流です。
いくら甑島の自然が豊かだと言っても、釣れるだけ抜いて持って帰ってしまえば資源の枯渇は不可避です。
スジアラ祝勝会
なんとかスジアラを仕留めたので甑島の居酒屋で祝勝会です(^^)v
甑島の幸で乾杯
ホテルから徒歩1分の居酒屋「現在地」さん。土産も買えます。
やっぱキビナゴでしょう!新鮮なキビナゴのから揚げは超絶美味!
島の焼酎「甑州(そしゅう)」を合わせてカンパイです。
キビナゴは3回おかわりしてしまいました(*´з`)
こちらも島で獲れた刺身。カンパチ、ヒラソウダ、クロダイ。
土地の魚と土地の酒。こういうの好きだなあ(^^)
〆は鯛塩ラーメン。あっさりスープに鯛のダシ。ごちそうさまでした。
スジアラのキャスティングゲームまとめ
まず甑島はアクセスがやや難ありなのでスケジュールに余裕をもっていきたいところです。
今回は2泊で、着いた日と翌日が釣りで、最終日は帰るだけでしたのでもう1日欲しいですね。
2日目午後は土砂降りでその後何もできませんでした。梅雨時期なので雨降ってもしょうがないですね~。でもスジアラをキャスティングで釣るのは6月がいいんですって(>_<)悩ましいですね!
道具は35gのミノーが遠投できて強いもの、という基準です。
ルアーは高速巻きなのでリールはハイギアがマストです。
>スジアラキャスティングのタックルやボートについてはこちらにもうちょい詳しく書いておきます
とにかくミノーでスジアラ釣らせてくれるのは甑島のこしきマリンしか知らないので、気になった方は甑島に飛んでみてください!
根魚とは思えない釣り味のスジアラのミノーイングを紹介しました。ありがとうございました!
>スジアラヒットルアーはこれでした!甑島にいくなら必携の1本です!
究極のロックフィッシュゲームと言われるスジアラのキャスティン グ。 想像の斜め上を行くゲーム性でしたので、 ここにその全貌をリポートします!
ロック系ルアー釣りとしては規格外のパワーを持つ魚と、