スジアラ(アカジンミーバイ)はとても美味しい魚♪釣るだけではなく1匹持ち帰って刺身にしたいー!
おいしいスジアラ(アカジンミーバイ)の刺身のために
まず釣るしかないんで甑島のスジアラ釣りはこちらのページです。
船上で活〆
イケスで生かしておいて、帰る直前に〆てもらいました。
こしきマリンの溝上キャプテンは漁師の経験もある魚のプロ。〆て血抜きして、内臓は取らないほうがいいそうです。
今回お持ち帰りしたのはこの2匹!神経締めしていただきました。
3キロ級のスジアラくん。
>スジアラのキャスティングの記事
アベレージサイズのアカハタちゃん。
以上2匹です!
鷺山酒店にGO!
甑島、里港のそばの鷺山酒店は実は釣具屋。
レシートには「サギヤマサケ・ツリグテン」と印字されています。
酒と釣具売って生計を立てるなんて神すぎます鷺山さん!
歴史のあるエギがレジ前にディスプレイされています。コレを見るとエギって「餌木」なんだと思いますね。木を削って色塗って。一番右のエギなんか焼き目でエビを表現してあります。
蛇皮の貼ってあるものや、頭がフラットにしてあって今でいうリップレスミノー的な動きしそうなものまで。
こしきマリンの溝上キャプテン監修のエギも売ってました。
この目の前の港でイカが釣れるそうですが、今回は天候悪くエギることができませんでした(>_<)
鷺山酒店で発泡スチロールと氷を買います
発泡スチロールは800円ぐらいしましたが氷は200円。
氷が直接魚に触れないようにして入れる必要があるので、魚の上に新聞紙を敷いて、ビニールに入った氷を置きました。
あとはホテルのフロントでガムテープをもらって隙間なく貼ります。
これで準備完了。同行者のものと間違わないようにイニシャルのSを付けましたが同行者もイニシャルSでしたw
甑島からスジアラを持ち出す方法
あとは持ち出すのみ!スジアラの刺身に近づきました。
甑島フェリーターミナルからクロネコ
フェリーの乗る前に預けてしまう手もありますが離島料金がかかると思うので船内に持ち込みました。
串木野からクロネコ
鹿児島本土についてから最寄りのクロネコを探して持ち込みます。
5分ほどでありました。
午前11時頃でしたが、陸路で翌日の夜には東京に着くそうです。
料金は2000円。
普通に持ち帰りも可能
ここまでパッキングしたら普通に飛行機に乗せてセルフで持ち帰ることも可能です。
羽田に着いてからが電車の場合は送ったほうが楽でしょうし、私はまだ旅の途中だったのでスジアラだけ先に東京の居酒屋に送りつけておきました。
帰京したころには刺身が熟成されているはずです(^_^)v
そして遂にスジアラの刺身を食す!他のレシピも紹介
なじみの居酒屋、大事(^^♪
甑島まで行ってこだわりのキャスティングで釣ったスジアラを食っちゃう!
まずアカハタの姿造り
まず4日目。アカハタを刺身でいただきました。もうちょっと寝かせてもいいけどこれはこれでうまい!
さすがアカハタ。安定のうまさです。
そしてスジアラの刺身
これは〆てから6日目。部位ごとに切り方を変えてもらっていただきました。
白身がいい感じに熟成しています!
モチモチした食感と身の甘みが最高(^^♪
薄造りにしても味が出てて大変おいしい魚でした。
スジアラのから揚げ
フワッとした身が大変お上品なスジアラのから揚げ。
薄めに付けた味がスジアラを引き立てます。
スジアラのカブト煮
頭はこれしかないでしょう!マダイのようにコッテリ煮つけられてしまいましたが薄味で十分美味そうですね。
ほほ肉や胸ビレの付け根の肉が大きく、アラを捨てるのはもったいないので食べつくしましょう!
イモ焼酎を次々とペアリングして楽しみます。
スジアラ鍋
アラでダシを取りまくったスジアラの鍋。
滋味あふれる濃厚スープに魚の奥深さを感じます(^^
まとめ
持ち帰り方としては、クーラーボックスを持って行けば難なく持ち帰ることができますが、荷物が多いのイヤですよね。
なので発泡スチロールと氷が手に入るか調べておいて現地に乗り込むのがいいと思います。
活〆は船長にお願いして、こちら釣り人は釣りに集中。
ただ、スジアラといえども産卵期はちょっと味が落ちます。無理に持ち帰らなくてもいいかなと思いますし、正直産卵期のスジアラをキープするのは気が引けました。好奇心と「うまいはず」という気持ちで1匹キープしましたが、味は秋冬のがぜったい旨いです。冬に西表島で釣ったスジアラ(アカジンミーバイ)は超絶美味でした。
まあスジアラに限らず美味しい魚がいろいろ釣れますので、甑島の海に感謝しながら、美味しいとこだけ少しいただいて帰れたらいいかなと思います。
あとはなじみの居酒屋をいくつか作っておくとGOOD!(^^)