関東で渓流のルアー釣りをしていると、たいていの人は聴いたことがある「魚野川の雪代イワナ」
僕もなんとなくその言葉がずっと頭にあって、チャレンジしてみたいと思っていました。
でもまあまあ遠いし、ポイント広いし、何だか掴みどころのわからない釣りだなあという印象でした。
しかし今回、銀山湖の大イワナを狙うにあたって前泊して魚野川をやってみようと思い立ち、行ってきました(^^♪
魚野川の雪代と釣りシーズン
雪代について今までピンと来てなかったのですが、今回は思い知らされました。
大雨でもないのに激流
東京から約2時間半、関越道をまっすぐ走ると意外とすぐ着きました。
しかし川を見てその水量と白っぽいニゴリに唖然となります。
これが雪代というやつか!
瀬戸内のヌルい気候で育った僕にとっては、こんな増水は台風後ぐらいしか経験がありません。
今まで北海道や東北などでも雪代を一応見たことはありましたが、まともに食らったことはありませんでした。
水際の草木は冠水して、中洲は瀬になり、渡れそうな瀬も激流で危険すぎます。
仕方がないので車で移動しながら最小限のウェーディングで釣りになりそうなところをランガンしていくことにしました。
魚野川の釣りシーズン
魚野川の釣りシーズンとしては、この雪代が収まる6月ごろからのようです。
けっこう長いこと雪代が流れているんですね~
水量も上がるし、水温は下がるし、釣り人は誰も得しないかんじですが、この増水時期を利用して田んぼに水をひいておいしい魚沼産コシヒカリが育つんですね(^^
ちょうど田植えをやっていました。
魚野川の雪代イワナ用タックルとおすすめルアー
この時期は川幅も広がってるし、水の押しも強いのでちょっと強めのセットがいいと思います。
ロッドは7フィート以上、リールは3000番
ロングキャストはもちろん、キャスト後のラインコントロールを考えると6フィート台では厳しそうです。
今回7.3フィートを使いましたがもうちょい長くてもいいかなーというところでした。
ラインはPE0.8号、リーダーはフロロ10ポンド。
スナップは耐力の0番です。
おすすめルアーはDコンと月虫、細身のスプーンか
Dコンもウエイトを考えて72が良いと思います。
ルアーのサイズを上げずに沈めたいので月虫は55の撃沈。
あとはスプーンですが流されるのでできるだけ水圧を受けにくい細身のプルーラ12gがいいかんじでした。
でも、どれももうワンサイズ上があれば狙えるポイントが増えます。
魚野川の雪代イワナを何とかゲット
流れのゆるくなってるところを狙ってボトムでトゥイッチ。
イワナらしい反応でしっかりバイトしてくれました。
イメージにあるデカい「雪代イワナ」というよりは「雪代の普通のイワナ」程度のものでしたが、イワナ好きとしてはヨシとしましょう。
友人もDコンでしっかりゲット。
こちらは私の魚よりサイズも良く、流心でのヒットだったのでかなり走られましたが無事キャッチ!
これで心置きなく銀山湖に登れます(^^♪
釣行のまとめ
東京から2時間強、休憩しながら3時間程度で着きます。
魚野川は長いしポイントもあちこちありそうなのでしっかり時間取って楽しみたいですね。
今回は11時から4時頃までの釣りでしたが、やはり宿泊して朝夕やりたいところです。
きっとご飯もおいしいに違いない!
コメント