各河川で猛威を振るっている、と言われているスモールマウスバス。
「ホンマかいな?」と思っていました。実際に釣るまでは。
当日はラージを釣りに行ったのにラージいません。
こいつらのみです!
というわけでその一部始終を書いておきます。
入間川でスモールが釣れるポイント
グーグルマップでめぼしいとこを探して行ってみました。
安比奈親水公園
適当にラージがいそうだなーってポイント、しかも車が安全に置ける場所ってことで川越インターから近いここへ行ってみました。
いそうではありましたが、鯉のみ。
季節によってはバスもいるかもしれません。
ベイト次第ですかね。
車に戻って地図を見ます。
狙いは公園と堰堤が近くでセットになっている場所です。
いくつか見つけて即移動。
いました入間川、上奥富堰の下流
この巨大な堰堤は確実に魚止めです。
車もサクッと置けて、これで釣れれば言うことなし。
まずは堰堤の上流の深いところをチェック。
いきなり岸際に30cmほどの魚影を確認!
サッと逃げられましたがヘラじゃないな、というところで期待が高まります。
崖を降りて下流へ向かいます。
少しでも深くなっているところにシンキングミノーを通していきますが反応なく、徐々に釣り下っていきます。
すると対岸にテトラの入った、こちら側から水の当たっている深場を発見!
これはいけるんじゃないかと勘が働き、リーダーを結び直して流れを観察します。
こういう時は一発で勝負を決めるのが一番美しいのです。
この流れにちょうど良さそうなイッセンを付けて第一投。
着水から程よく沈めてテトラの際でトゥイッチ。
平打ちを2発入れるとガツ―ン!と来ました!
ライトタックルのドラグを鳴らして上がってきたのはこちら!
ナイススモール!
てか、え?ラージじゃないんだ。やっぱり。
噂には聞いてたけどこれか、と。
ここから入間川スモール祭り
同じ場所からスモール
もういっちょ同じ場所からスモール
スモールしかいません。
入間川スモールのタックル
渓流用がベストマッチでした。
ロッドはテンリュウRayz68、リールはセルテート2004
これは桂川の本流用に使っているタックルです。
まあベストマッチでした(^^
ラインはPE 0.6号、リーダーはフロロ6ポンド
50cm級もいるらしいので、もうちょい太くてもいいかなと思いますが。
慣れてるタックルなら多少細くても大丈夫でしょう。
入間川スモールのおすすめルアー
流れがあるので、渓流用ミノーで遅めにアピールできるものがいいと思います。
イッセン45
月虫55浮
まとめ
さすが特定外来種。
かなりのしぶとさでこの地域のヌシとなりつつあるようです。
もし北海道にこいつが放たれたら、ネイティブトラウト達は戦うことができるだろうか?
もしロシアのコッピ川にこいつが放たれたら、チビシーマ(ヤマメ)は食いつくされてしまうだろう。
ロシアの巨大なイトウなら戦ってくれるだろうか??
そんなことを思いながら、とりあえずいつものBARでウォッカを飲んだ。
環境保全、生態系の保全、これらを崩していくのはいつも人間のエゴだ。
でも僕ら釣り人が少しづつ意識を高めていけば、きっといい方向に向かうに違いない。
だって一番環境を守りたいと思っているのは、たぶん僕らだからだ。
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