ジープラングラーで一人旅6.朱鞠内湖でイトウ釣り | TOKYO NATURE(S)

ジープラングラーで一人旅6.朱鞠内湖でイトウ釣り

朱鞠内湖でイトウ釣り 杉岡芳樹雑記

さて今日からは朱鞠内湖でイトウ釣り♪
同じイトウ釣りでも猿払川とは全く違った雰囲気の中、ランドロックのイトウを狙います。

初日のポイントは、スガハラでイトウを狙う

今回は仲間もなし、情報なし。傾向が分からないので歩いて情報収集できそうなポイントに渡船してもらいます。

菅原に到着

朱鞠内湖ポイント すがはら

朱鞠内湖の北部にあるポイント「スガハラ」は水位によって島にも半島にもなる。
島の南側は赤土のシャロー、西部は赤土と小石の、ブレイクが近いポイント。北部は深場になっていて、様々な表情を見せる島。

朱鞠内湖イトウ釣り装備

今日はうろうろ歩いて傾向を探る魂胆なので荷物は最小限に。
ロッドは1本、ルアーなどはベストに入れて、リュックは渡船地点に置いていきます。

まずはアメマスがヒット

朱鞠内湖のアメマス

ランドロックアメマスとは言わないんですね~。
朱鞠内湖のアメマスはイトウのベイトになっていると思うので、ここまで育つアメマスはかなりの精鋭なのではと!

I字系ミノーのストップアンドゴーで食ってきました。

>今回の朱鞠内湖で活躍したi字系はこちら

朱鞠内湖ポイント

冬はマイナス30度にもなる朱鞠内湖で逞しく育つ植物たち。
雪に埋もれて極寒の湖畔でじっと耐えていたんでしょうね。
「しぶとい」という表現がしっくりきますww

寒いのでコーヒーでも

湖岸でコーヒーブレイク

寒い時に湖畔で飲むコーヒーは最高です!
今日もジェットボイルで、カップを準備している間にお湯が沸きます。

あまりに毎日フリーで楽しくやってると、今何をしてたんだっけ?と思うことがあります。

そのぐらい遊びほうけていました。最高。

今回の旅は「会社設立15周年おめでとう!15日間北海道一人旅セルフプレゼント!」でした(^^)

設立当初は個人でやってた仕事を法人で受けてたのですがただただ忙しく、数年間は誰よりも早く出社し、終電まで仕事をする日々でした。

その結果体調を崩し床に臥すわけですが、毎日死ぬほど仕事やって分かったことは「寝てない時間は病院で寝ることになる」でした( ゚Д゚)

でもそれが転機となり仕事のペースやビジネスモデルを再構築し、「稼ぐけど休む」ことを達成し15周年を迎えることができました。

「休む」ってあたりまえかもしれませんが、それまでのグウタラでイケイケで支離滅裂な生き方をドラスティックに変えようと一生懸命になるあまり、「休んじゃいけない」という自己暗示をかけすぎたんでしょうね。

自分の体力以上の仕事をしちゃいかんのです。

デカいイトウにルアーを食わすもすっぽ抜け!

休憩後、ブレイクラインの向こう側からビーフリーズを細かくトゥイッチしているとボトムから巨大な頭のイトウが出現。
じっくり追って来てシャローに入ってルアーにバイト!

「よっしゃ!」と思ってフッキングを決めたはずが口からルアーがすっぽ抜け(゚д゚)!!

えー!!!まじかよ。

イトウも「あれ?」って顔して

「いま私ビーフリーズ食べましたよね??」ってキョロキョロしている。

「これがそのビーフリだよ(^_-)-☆」と再度プレゼンしてあげましたが、私と目が合ったイトウは我に返り、元の深みに消えていきました。

何がいけなかったんだろう・・・・・

フッキングのタイミングか、角度か、スピードなのか。くそぅ。

再度のプレゼン時のルアーの置き場所も、目の前じゃなくてよく考える必要があったのか。

何にせよ覆水盆に返らず。
巨大なイトウはまさに幻の魚となって泳ぎ去ったのでした。。。

午後はイタリア半島に移動

朱鞠内湖ポイント移動

さて午前は10時で切り上げて一旦部屋で昼寝、14時に再渡船でポイント変え。
今度はイタリア半島に渡ります。

こちらも「歩いていろいろ確かめる」という目的で上陸。

延々と続く赤土をにゅるにゅると踏みしめながら岸際とブレイクラインにキャストしていきます。

朱鞠内湖のワカサギ

シャローにはワカサギの群れ。
さっきのスガハラより格段にワカサギが豊富です。
これは期待できるかも!

サクラマスがヒット

朱鞠内湖のサクラマス

沖に投げたベビーシャッドにワンアクションで食いついてきたのはサクラマス。
こちらも当たり前だけどランドロックサクラマスです。

サイズは40cm程度かな。激しいローリングでラインが擦れてウロコが剥げちゃいました。

ウロコは再生するっていうけど、こんなにたくさんは再生できるのか?
悪いことしちゃったな。お大事に!

この後もかなり歩き回りました。ニシヘヒガシヘ。

夕刻まで竿を振り続けましたがイトウからの反応は得られず。

鏡の様な朱鞠内湖はグズついた空を映すだけ。心を開いてはくれませんでした。

朱鞠内湖は景色が幻想的

朱鞠内湖の天気

知っているのは真ん中の陸地だけ。

空中と水面に広がる空も、水面下の世界も、天空の世界も、ほぼイメージでしかない。

この陸地を境に上と下。やはり現世の他に、前世と来世があるのではと思ってしまう景色。

そんなたわごとを普通に思いついてしまうのがここ朱鞠内湖なのです。

さあ、明日はどのポイントに入るべきか・・・

タイトルとURLをコピーしました