いやー冬の箱根は気候が厳しいです!(*´Д`)
起きたら積雪とか普通。玄関の外に雪が積もってたら玄関ドアが開きません(笑)
そんな時はテラスから出て玄関の雪をどかせて・・・
テラス出れなくね?(汗)
とまあこんな感じなので、放っておくと水道管が凍って破裂するんですね。
なので帰京する時は水道管の「水抜き」という作業が必要なわけです。
水抜きの必要性について
水は氷ると体積が1.1倍になります。
水道管の中に水が入ったまま気温が下がって凍ってしまうと、当然水道管の容量を超えて破裂してしまいます。
中から順に凍っていって水の出口が開いてて押し出される、なんて都合のいい凍り方はしません。
まず一番外が一番冷えるのでそこが凍ると、中に残った逃げ場がなくなった水が凍って膨張して管が破裂する、というわけです。
だいたい外気温が2度くらいになると凍り始めるようです。
水道管が破裂すると家中の水道が使えなくなるばかりか修理代もかかるし、けっこう大変です(>_<)
箱根は寒いので、ふもとの小田原で雨でも箱根に入ると雪が積もっていることは珍しくありません。
夏はクーラー不要、そのかわり冬は寒いんですねー。
別荘の水抜きの手順
仕組みが分かればカンタンでした(^^♪
水抜きに必要な工具
これさえあれば大丈夫。
水抜きの手順
では実際に水道管の水抜き作業を行っていきましょう!
①「水道の元栓」を閉める
元栓はだいたい駐車場とか、敷地の道路側にあって長方形の青いフタがしてあります。
これを開けて、中の元栓を水道管と垂直になるように閉めます。
②「水抜き栓」を開ける
専用の工具で、反時計周りに回すと水抜き栓が開きます。
これで水道管内に残った水を流しきる準備ができました(^^)
③給湯器の「給湯管の水抜き栓」を開ける
この緑のハンドルを反時計回りに回すと開きます。
すると給湯管に残っていた水が抜けていきます。
④散水栓(外の水道)の蛇口を開ける
元栓を閉めた状態で③④を行うと、供給される水がなく、水道管内に残った水が流れ出るわけですね(^^)
⑤トイレの水を流しきる
⑥家中の蛇口を開けて、家の中からも水を抜く
⑦浴室の混合栓の蛇口についている水抜きねじ(3か所)を開ける
これを開けるとちょろちょろっと水が流れ出てきます。
あとはシャワーを普通に水を出して、ホース内の水も抜いたらシャワーヘッドを床に置きます。
これは蛇口よりも低い位置にシャワーヘッドを置いて、水を抜き切るためです。
以上で水道管の水抜き完了です!
これで東京にいる間に別荘の水道管が破裂する心配はナシです(^^)
で、次回来た時はこの逆の手順で通水していきます。
ちょっと面倒に思えますが、別荘なんてそもそも面倒なのです(笑)
水道凍結防止ヒーター
こんものもありまして、これは洗面台の下の管に巻き付けて、電源に差して帰ります。
キッチンの下にも巻いて帰ります。
サーモスタットで、気温が下がったら自動的に温めて水道管の凍結を防止するコードです。
水道管凍結防止まとめ
こんなの昔話かと思ってたら、実際にやらなきゃいけないんです(^^)
常時住んでる家なら夜は少し蛇口を開けて水を流しておくってことでだいたい何とかなりますが、週1回しか使わない家では水抜きがマストです。
やり方は別荘地の場合は管理事務所に聴けば教えてもらえますし、管理を委託してしまうというのもアリです。
でも私は「ちょこっと寒冷地の暮らしを体験している」という感じが好きで、季節も感じられるし5分でできるし、毎回楽しんでやっています。
春が待ち遠しいー!とか思いながらも薪ストーブに火を点けたり水抜きしたりしているのが超楽しいのでした(^^♪