教えて!別荘の維持費や光熱費っていくらかかってるの? | TOKYO NATURE(S)

教えて!別荘の維持費や光熱費っていくらかかってるの?

別荘の維持費雑記
「別荘を購入したら維持費ってどうなんだろう?」と、ずーっと思ってました。
購入から1年以上経ちましたので、リアルな別荘の維持費について一緒に計算していきましょうー!

まず、別荘は普通に家一軒分の維持費が必要です。

管理費が高いか安いかと、週に何日使うか、家の広さ、暖房などの設備によって違いが出てきますので、自分に合った別荘を検討する際のご参考にしていただければ幸いです(^^)

別荘の維持費。光熱費などについて

別荘で薪ストーブ

普通の宅地に建てちゃう場合もあれば、別荘地にある場合や、人里離れた山奥にある場合もあります。

うちはいわゆる普通の別荘地にある場合なので、管理事務所があって管理費がかかります。でも便利なのです(^^)

借地料

いきなり借地?と思われるかもしれませんが、土地について固定資産税がかからないのでお得です。

ここの別荘地は県所有の土地の借地です。でも30年更新で自動更新ですので、実質私のモノですね(^^♪

さて気になるお値段は、土地約1500平米で年間借地料は21881円です。
1ヵ月あたり1823円。

所有権の土地というのが通常のイメージですが、同じように使えるのであれば借地権の別荘地を探すのもアリだと思います。

電気代

夏が涼しいのでエアコンを設置していない分、夏の電気代は割安です。

しかし湿気の多い日本の夏ですから除湿器とシーリングファンを常時運転して、家中の空気を回しながら除湿しています。

冬季の暖房は薪ストーブと石油ストーブを併用し、スポットでホットカーペット、脱衣所はセラミックヒーターを使用しているので週2日利用でも電気代はそこそこかかります。

というわけで電気代は1ヵ月あたり夏5000円、冬8000円といったところです。
年平均で月6500円かな。

ソーラーパネルを設置している家もありますが、初期費用がかかるので導入していません。

水道代

この別荘地は、水道水が地下水です。

芦ノ湖がほぼ湧き水でできているのと同様にこの別荘地の水は箱根の地下水を汲み上げているだけですので、水代は実質電気代といえます。

そこに、各戸建て個別に浄化槽があってメンテナンスが必要ですので、そのメンテ代が含まれていて、年に4回専門の業者が各家庭の浄化槽を点検整備してレポートをくれます。

このメンテ代と水道使用量が含まれていて、水道代としては年間約79000円です。
1ヵ月当たり約6600円ナリ。

まぁ安くもない、と。

ガス代

別荘地はたいてい都市ガスが整備されていないのでプロパンガスです。

各邸とも外にプロパンガスのタンク(ボンベ?)が設置されています。

うちは風呂とキッチンの距離が離れているので別々のガス回線になっていて、ガスが2回線。

それぞれの給湯器と蛇口の距離が近くてお湯がすぐ出るので便利ですが、そのぶん割高です。

1回線の契約が2000円程度、2本なので使わなくても月4000円。
ほぼ週2日使うと月8000円ほど。
使用の少ない月もあるので年平均すると月7000円程度。

まあまあ高いですが、別荘というぜいたく品にかかるコストとしてはウチなんかコンパクトで安い方だと思います。

ガス代はあまり使わなくてもそれなりのコストは見込んでおいた方がいいでしょう。

暖房費(薪)

薪ストーブは暖まります

家の中で火遊びができるハッピーなツール

薪は普通に買うと高いものです。

500kgの薪で3万円~5万円ほど。送料は近い所からだと5000円、遠いと2万円ぐらいします。わざわざ遠い所から買う時は薪の種類にこだわりがある場合ですがぶっちゃけ燃えればなんでもいい気がします。(木の種類で香りが違うのは楽しみの一つではありますが)

タダでもらうことや、安く譲ってもらうための活動をする手もありますが、交渉、薪割り作業、運搬などもろもろ考慮すると500kgを数万円で買うのは悪くないでしょう。

私の別荘では、初年度ほぼ週2の利用で10月~4月に約500kgの薪を消費しました。

6か月使用で、1カ月平均約6000円。1年で平均すると月3000円。

薪を積み上げると急に別荘感が増します

薪を積み上げると急に別荘感が増しますね

これは薪ストーブだけでなく、石油ストーブも併用しての話です。

薪ストーブは部屋が暖まるまでに時間がかかるので、来荘したらまず薪に火を点けておいて同時に石油ストーブを点火して素早く暖を取り、さらに風呂とサウナを用意する~という、真冬はそんな感じです。

暖房費(灯油)

薪ストーブのサブで石油ストーブ

おもち、焼き芋、えいひれ・・・焼けます

灯油は1リットル70円程度です。

リビングルームの広さにもよりますが、うちではコンクリート24畳用の石油ストーブを使っています。

真冬は2泊3日で15リットルぐらいでしょうかね~すると週1050円で月4200円程度ですね。

これも半年間ですので年平均にならすと月2100円。

・・・・・・

よって暖房費、薪と灯油の合計は、冬は月10200円。1年でならすと月平均5100円。

もちろん断熱性能にもよります。最近の「外断熱」とか高断熱工法で建てられた住宅ならもっと暖房効率はいいはず。

断熱も、ある程度なら後でDIYできるようなので今後調べてみようと思います。

別荘の管理費とサービスについて

シャンパンでも飲もうー

暖かい部屋でシャンパンをどうぞ♪

管理事務所のないガチの自分専用の山荘の場合、建物だけじゃなく道路や草木のメンテも個人で行う必要があるので相当大変だと思います。

でも管理がきちんとされている別荘地ならそんな心配は無用。

面倒なことは任せて、楽しむことだけに集中できます。別荘に住んでいない私にとってはリフレッシュすることに集中できて、道路や山林のメンテナンスは気にしなくていいのです(^^)

管理費

管理費は、土地や建物1坪に対しての価格が決まっていて、うちだと年間65100万円です。
月あたり5425円。

これは意外と安いのに驚きました。

別荘を探している時、リゾートマンションも見ましたが管理費が月数万円から10数万円していて年間100万円以上することも珍しくなかったからです。

安いから何もしてくれないかと言ったら全くそうではなくて、別荘地へのアプローチや別荘地内の除雪や道路整備や草刈り、頼まなくても家の前の草刈りをやってくれたり、不在時に工事などの業者が来たときのカギの対応や、台風で庭が散らかったときの簡単な対応もしてくれます。

このへんは別荘地によって結構サービスが違いますので、事前によく聴いてみるといいでしょう。

実際いろいろな別荘地を見学に行きましたが、アプローチの道路も穴だらけだったり、道路わきの木や草が伸び放題とか、管理の行き届いていない別荘地も多くありましたね~。

来荘前の掃除

めったに行かない人や超久々にいく場合などは、電話1本で掃除を頼むこともできます。

3時間の清掃で、窓を開けたりシーツを変えたり整頓したり、買い物まで頼めます。
約14000円。

薪、灯油の配達

薪はいろいろありますね

薪の種類で火の付き方や火持ちが違います

最寄りのガソリンスタンドまで遠いとか、薪が足りなそうだとか、普段住んでいない別荘なら普通にある話です。

そんな時も管理事務所が配達サービスをしてくれていれば心配ありません。

ストックがあればすぐ配達してもらえますが、事前に頼んでおいた方がいいでしょう。

薪は1束520円、灯油は原価プラス50円。ちなみに薪は小田原のホームセンターで買うと1束900円以上しますが、箱根を超えて静岡側に下りて三島のホームセンターなら5~600円程度です。

これは薪の産地が近くにあるかないかの違いだと思われます。通販で買う時もなるべく近くの業者から買った方が運送費が安く済みます(^^)

灯油は来荘時に持って行きます

10Lのタンク。20は重い

布団のレンタルサービス

別荘地にはレンタルふとん業者が出入りしていて、一組4000円という少々高めの値段設定です。

しかしいつ来るか分からないゲストのために布団を押入れにしまっておいて、湿気やカビやら気にしながら時々布団干しをして、という手間がないのって超便利です(^^)

これって結構重要で、私物を極力シンプルにしておかないとメンテができないんです。

週1行っても、その時にメンテばっかやってるのもアホらしいものです。

よって私はゲストの布団はレンタルを利用。

レンタル料をゲストに請求することはしませんけどね(^^)

あと、畳の和室をお持ちの方はいいんですがうちは全室板張りなので、ゲストが「硬くて寝づらい」ってのは申し訳ないので、エアーマットレスだけ用意しています。

これは畳んで箱に入れておけば収納スペースもとらずカビの心配もないので大変重宝しています!

キャンプ好きな人なら寝袋を持参してもらってエアーマットレスの上で寝てもらえば布団代もかかりません。

こんなやつです↓ そんなに高くないのでゲストの満足度のために何個か置いといて損はないかと(^^)

うちは6個置いてます。

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水抜き作業

別荘地は水抜き作業が必要です

凍ったら大変

冬は水道管が凍って破裂しないように「水抜き」と呼ばれる作業をしてから帰る必要があります。意外とめんどくさい。

これも代わりにやってくれます。3240円

スズメバチ駆除

山林ですからね~時々スズメバチが巣を作っちゃうことがあるようです。

専門業者に依頼して1回10800円。

煙突掃除

薪ストーブは煙突掃除もしましょうねー

危ないので業者に任せましょう

ススが溜まったまま使っていると煙突火災になるそうですので、定期的に掃除が必要です。毎日薪ストーブを使う家なら1年に1回、週末利用なら3年に1回ほど。

煙突サイズや足場の関係で値段が変わります。25000円~

草刈り

草刈り機なんて持ってないですよね~。なんか危なそうだし。これも依頼できます。

私は夏休みシーズン前に1回お願いしています。21600円。

もし別荘地のサービスとしてなくても、草刈り機とかよくわからん機械を購入する手間と草刈り作業の手間、道具的にも肉体的にも業者に任せるのが安全で便利です。

広さなどによって値段が違いますので、見積もりしてもらうといいと思います!

>草刈り業者のリンクを貼っておきます

見積もりは無料ですのでお気軽に♪

宅配便の預かり

自宅で受け取って持って行けばいいんですけどね。1回300円。

ネット、電話、TV。通信費って?

寒い時はウォッカですね

寒いとウォッカ飲みたくなーる

なんと、通信費はゼロ。

TVは電波ナシ。Fire TV Stickで動画を見る

うちの別荘地はTVの電波がありません。衛星放送の工事をして契約をすれば見れるそうですが、今や衛星放送やケーブルテレビなど不要。

好きな番組をネットで選んで見れますからね♪

私はFire TV StickをTVに差して動画を見れれば十分です

WiFi環境があれば、HDMI端子に差すだけなので超簡単!

Fire TV Stick 4K」なら高画質で動画が見れます♪

電話はスマホがあれば十分

固定電話やFAXは不要ですよね。なのでナシ

ネットはポケットWiFi

都内で使っているポケットWiFiを持参して使っているので、特に工事して回線を引いたりすることもありません。

別荘でも外出先でも自分専用の電波で安心して通信できますので超おすすめです!

ポケットWiFi、WiMAXはどれも同じものを使っているので、月額料金を基準にして選ぶといいでしょう。

私のおススメは「GMOとくとくBB WiMAX 2+」です。

月額2000円ぐらいです。しかもキャンペーンやってるのを見つけました!

これでどこでも通信可能!

ポケットWiFiの端末代金が0円で23000円キャッシュバックなう。(キャンペーン時期により異なります)

型落ちが0円はよくありますが、最新の端末も0円ですね(゚Д゚;)

申し込方法はサイトの申込手順に沿って必要事項を入力していくだけで自宅にポケットWiFiが届きます。

届いたら面倒なセッティングなしですぐ使えます!

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ポケットWiFiをお持ちでない方は今がお買い得です。

別荘の維持費、光熱費のまとめ

別荘には好きな酒をたくさん置いておきましょう

管理費5425
借地料1823
電気代6500
ガス代6600
水道代7000
暖房費5100

合計で、月平均32448円

箱根まで往復するのに必要な交通費(車)が約8000円なので毎週行くと月32000円。

というわけで週1回通うことも含めると、月64448円となりました。

あとは好きな酒をたくさん置いておきましょう(^^)

気になるコストとしては、たいして使わないガスの契約料が高いことですね(^-^;

もし私がこれから新築するのなら間違いなくオール電化を選びます。

薪ストーブは楽しいから趣味で置くとして、やっぱメインは便利なエアコンでしょう!

別荘は贅沢品とは言いながらも、少しでもお得に維持したいですよね。継続的な出費になりますから、自分に無理のないよう計画することが大事だと思います。

いま別荘をご検討中の方には少しでも参考になったでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

さっき言ってたTVに差してネットで動画見るやつコレです↓



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